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矢倉義之のナニワ大家道
第二回「気をつけたい家賃滞納のポイント」

大阪の税理士、矢倉です。

大家さん業をしていると、どうしても付きまとうのが家賃滞納だと思います。

そもそも物件購入の段階では空き室リスクは想定していても家賃滞納まで想定して事業計画を組んでいる人はあまり居ないと思われますので、滞納をされると計画が大幅に狂う可能性があります。

1.家賃滞納は空き室よりも厄介

(1)空きがないことには新たな入居者が入れられない

まず空き室だといつかは入居者が入る可能性があります。しかし入居した上での家賃滞納だと退去してもらえないことには新たな入居者を入れることが出来ません。また、人が住んでいますので当然傷みや汚れなど物件の劣化も発生することになります。

 

(2)未納でも税金は発生する

家賃が回収出来なくても基本的に税法上は未収入金として収益に計上しないといけません。このためキャッシュは入らないにも関わらず税金だけは発生してしまうという悪循環に陥ってしまいます。

 

(3)回収にお金がかかる

家賃回収を弁護士などに依頼する場合、回収にかかる費用が発生し場合によっては数十万程度費用がかかってしまう場合があります。

2.家賃滞納対策

(1)まずは自分で催促

家賃回収を専門家に依頼する場合はやはり費用は発生しますが、自分で電話や通知書で催促する場合は費用はそれほど発生しません。

まずは、自分でやってみましょう。

 

(2)専門家に回収依頼

電話や通知書でも回収出来なかった場合、専門家に依頼することになりますが一般的に弁護士よりは司法書士の方が安く済ませることが出来ます。家賃回収に長けている司法書士に依頼するのもいいと思います。

 

(3)入居時に保証会社を利用する

多少費用はかかりますが入居時に保証会社を利用してもらえば家賃は保証されますし、滞納時の回収や明け渡し交渉は保証会社が代行してくれます。

そのため最近は必ず入居時に保証会社を利用される人も多いです。

まとめ

家賃滞納は空き室以上に厄介ですし、事業計画も狂います。入居時に保証人を必ず付ける、保証会社を付けるなどして滞納リスクを回避することが大事だと思います。

ABOUT ME
矢倉義之
矢倉義之
大学卒業後住宅メーカーに3年間勤務、その後2001年から父親が所長を務める矢倉会計事務所に勤務し、2006年に税理士登録。2010年に独立し矢倉税理士事務所開業。2016年に父親の引退に伴い矢倉会計事務所と合併し現在に至る。開業後当初は意識していなかったのですが、増えて行く顧問先企業に不動産業と建設業が多いことに気づき、住宅メーカーで勤務していた経験が活きているということと、やはり自分はこの業界のことが好きなんだなと改めて認識しました。不動産のオーナー業は提案によって税金や社会保険料が大きく変わることが面白くやりがいがあります。縁あって、当事務所と関わるお客様には最大限の提案が出来たらと思います。
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