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森広忠の名古屋大家道
第二十一回「大家さんの相談で驚いたこと①」

今週(10月7日から11日)はノーベル賞の受賞決定が続くノーベル賞ウィーク。
日本人リチウムイオン発明者、吉野氏が化学賞を受賞され嬉しく思っています。

うちの息子(8歳・小二)は、「将来、京大に入って研究者になりたい!」と常に言っています。
私も中学3年生から税理士になりたいと思い。10回試験には落ちましたが、31歳の時になれました。

「夢や目標をもてば、いつかかなうかな」と今も思っています。

 

今回は、「大家さんの相談で驚いたこと」についてかきたいと思います。

税理士として税金の相談を受けています。
特に本年度4月からは『大家さん専門税理士Knees bee』のPRのため積極的に受けています。
4月から今までで、名古屋大家塾さん・オーナーズスタイルさん・瀬戸信用金庫さん・賃貸住宅フェアin大阪・碧海信用金庫さん・○○ハウスさんで相談を受けました。
平均4件は相談を受けるので20件超は相談を受けたのですが、驚くことが多いです。

一番は「今顧問をしている税理士のミスの多さ」です。

つい先日も驚いたのですが、青色申告特別控除を不動産収入の規模が、青色申告特別控除で65万円控除が受けられる税務署の形式基準である『5棟10室50台』を超えているにも関わらず10万円しか使っていない方がみえました。

しかも、20年以上前から顧問をされている公認会計士・税理士さんだったので、20年以上、法律で認められた控除を使えていない可能性があります。
所得税の現在の最低税率5%と住民税の税率10%をあわせた15%の控除が差額分、使えなかったと現在の税制に合わせて簡単に計算するだけで、

65万円-10万円=差額分55万円×20年×15%=165万円の違い!

になります。

自分が不動産所得の申告を依頼し、高い報酬を払っている公認会計士・税理士にこんなミスをされ続けていたら、

「泣きたくなりますね」。

その他でも印象的なミスは色々あったのですが、ここにはかき切れないです。

あと驚くことが多いのが管理費のパーセンテージです。
このことは次回におかきします。

まとめ

・大家さんとの相談では驚くことも多い

・税の専門家の公認会計士・税理士でもミスをすることはある

・ご自身の申告書はしっかり見直しましょう

ABOUT ME
森広忠
名古屋市出身、名古屋経済大学大学院卒業後、2008(平成20)年シンプルタックス森会計【森広忠税理士事務所】設立。税理士として、個人事業・中小企業の顧問を行う。実家が古くからある地主で、不動産賃貸業をアパート、貸倉庫、貸地、貸家、月極駐車場で営んだ経験あり。 顧問先に不動産賃貸業者が多く、不動産・不動産管理会社を利用した所得税・法人税・相続税の節税相談の経験が多くある。
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