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森広忠の名古屋大家道 第三十二回
『地主さんのための賃貸経営術①』

日々、新型コロナの影響で暗いニュースが続きますが、
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

コロナで出かけにくい今こそ、自己鍛錬というか自己改革というか、自己教育に時間を使ってみてはいかがでしょうか?(実際、子供用の学習ドリルなどは3月頭に自宅待機を始めてから、よく売れているそうです)

このKnees beeのコラムをすべて読み返すことでも、
住むところ、価値観やバックグラウンドが違う専門家が執筆していてかなり賃貸経営に役にたちます。

『知識や経験は無駄にならない』
『魚をあたえるより、魚の釣り方を教える』

常々、私はそう思っています。
私自身もまだまだな人間ですが、
学校やドリルでは教えてくれない勉強だと思って
コラムを読んでいただければと思っています。

今回から連続で「地主さんのための賃貸経営術」をかいてみようと思います。

まず、「地主さん」の定義を。

昔も今も、地主さんや大地主さんがみえるし、皆さんも聞いたことがあるかと思います。

「地主さんってどんな人」といえば、「土地をたくさん持っている人」というのが私のイメージで、「大地主さん」なら「さらに土地を広大に持っている人」になるのではないでしょうか?

事務所にある3つの国語辞典で調べてみましたが、「地主=土地の所有者」とあり、
「大地主」はのっていませんでした。

インターネット上で調べたところ株式会社ニーズ・プラスという会社さんのコラムで
野呂さんという方が、定義をかいてみえましたので引用させていただきます。

『地主さんの定義と性格』
地主さんは、正式には底地権者(そこちけんじゃ)といい、
土地や農地などを数多く所有し、借地人さんに土地を貸している人を指します。
(中略)
ちなみに、およそ1000坪以上の土地を所有している地主さんを
「大地主さん」などと呼びます。

https://www.needs-p.jp/jinushi/より引用

1000坪=3300㎡もの土地を所有し、
管理運営をしていくのは大変なことだと思います。
私の顧問先にも、さすがにこれほどの方はお一人しか見えないので
大地主さんは対象にしません。

自宅敷地以外に土地を100坪前後から1000坪未満お持ちの地主さんを
対象にして今後コラムを続けていきたいと思います。

まとめ

・新型コロナウィルスの影響で外に出れない時こそ勉強を

・地主さんは土地の所有者で、土地や農地などを数多く所有し、借地人さんに土地を貸している人を指す

・今後のコラムでは土地を100坪前後から1000坪未満お持ちの地主さんをメインに、どういったことで悩まれるか、どういった解決策があるかを書いていきます

ABOUT ME
森広忠
名古屋市出身、名古屋経済大学大学院卒業後、2008(平成20)年シンプルタックス森会計【森広忠税理士事務所】設立。税理士として、個人事業・中小企業の顧問を行う。実家が古くからある地主で、不動産賃貸業をアパート、貸倉庫、貸地、貸家、月極駐車場で営んだ経験あり。 顧問先に不動産賃貸業者が多く、不動産・不動産管理会社を利用した所得税・法人税・相続税の節税相談の経験が多くある。
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