こんにちは!
弊事務所では、毎日全員で朝礼を実施しています。
コロナが発生してからは、テレワークを導入しましたのでZOOMでWeb会議形式で実施しています。
朝礼では、事務所の経営理念に基づいた6つの行動指針について、自分の考えを文章にまとめ、毎日1人ずつ発表しています。対面とちがって画面ごしなので、文章は見せやすいですね。
今回は朝礼の発表にあたり、最近読んだ本を紹介します。
アドラー心理学のベストセラーの「嫌われる勇気」です。
この本は、劣等感のかたまりのような青年と年老いた哲人との会話形式の内容で、日本人が書いた本です。
基本的には青年が哲人の言うことにいちいち反論してくってかかるというストーリーで、最初のうちは青年に感情移入して読んでいるのですが、だんだん内容を理解してくると哲人側の考えに変わっていき、青年に対していいかげん素直になろうよ、という気持ちになる不思議な本です。
特に印象に残っているのは、人は変われるという話の中で出てくる
「原因論」と「目的論」です。
原因論 = 過去が原因で今がある
目的論 = 今のままが楽だから過去のせいにしているだけ(アドラー)
アドラーは、トラウマ・怒り・劣等感も現状維持のための道具として使っているだけ
といいます。
たとえば…
好きな人に告白できないのは、あがり症だから(原因論)
告白してふられたくないから、あがり症を理由にして告白しないだけ(目的論)
あがり症を現状維持のための道具にしていることになります。
たしかに、こういう性格だから…、過去がこうだったから…、環境が整っていないから…
など、できない理由、やらない理由は無限にあげられますね。
最終的に、必要なのは変わろうとする(行動しようとする)勇気のみ!
まとめ
①ZOOMでの朝礼もだいぶ慣れました
②人間は意識しないと現状維持してしまう生き物