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「私の履歴書⑧~宅建の挑戦と勉強方法の間違い~」
渡邊浩滋の賃貸言いたい放題 第七十六回

私の履歴書⑦~司法書士受験の再出発~

渡邊浩滋総合事務所の10周年の節目として自分自身のことを振り返っています。

次の司法書士試験に向けて

次の司法書士試験に向けて、勉強のペースを崩したくなかったため、宅建の試験を受験しようと決意しました。

こちらは完全に独学。
司法書士試験で民法は勉強していたので、宅建業法とその他の法令を主に学習。
司法書士の問題は5肢択一。宅建の問題は4肢択一。
1肢減るだけで、問題が簡単に思えました。

宅建試験は35点が合格ライン。私は40点以上を目指しました。
司法書士の合格を考えればギリギリの合格点は許されません。
3ヶ月後、42点で合格。

「やればできる」
国家資格に合格したことが大きな自信になりました。

司法書士試験の勉強を再開する

いよいよ司法書士の勉強を本格的に再開。
思い出すために問題集を総復習していたときのことです。

商法(いまの会社法)の問題を回答したものが、全て間違っているのです。
「なぜ間違ってしまうのか。あれだけ勉強したのに。」
悔しい気持ちと悲しい気持ちでいっぱいになりながらも、見直しをしました。

自分が出来ていないことを分析する

株式会社と有限会社で知識がごっちゃになっていることに気が付きました。
同じ質問でも、株式会社の場合で問われているものと、有限会社の場合で問われているものでは、結論が逆になるのです。
自分の知識が曖昧なのか、すべて記憶が逆になっていました。

人の記憶なんて当てになりません。
「何も考えずに丸暗記してもダメだ。こんな勉強していては意味がない。」

司法書士試験は10以上の科目を1日の試験で問われるのです。
知識量では相当なものです。
これを全て丸暗記ではとても対応できない。
暗記に頼らない勉強。もっと根本から学ぶ勉強をしないとダメだ。

絶望のなかから一筋の合格への糸口を見つけたような気がしました。

続く。

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ABOUT ME
渡邊浩滋
大家さん専門税理士事務所、渡邊浩滋総合事務所代表。当サイトを運営する大家さん専門税理士ネットワーク「Knees(ニーズ)」代表。 自らも両親から引き継いだアパートを経営する大家であり、「全国の困っている大家さんを助けたい」という夢を叶えるべく日々奔走している。 全国でのセミナー出演、コラム執筆等多数。
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