渡邊浩滋の賃貸言いたい放題 第１１２回
私の履歴書㊳～賃貸業は不労所得じゃなかったの？～
渡邊浩滋総合事務所の10周年の節目として自分自信のことを振り返っています。
2021年12月4日に丸10年を迎えました。
10年やってこられたのも、支えてくださった皆様、スタッフのお陰です。
今後ともよろしくお願いいたします。
実は家が貧乏だったなんて・・・
実は家が貧乏だったなんて・・・
ショックと同時に、なぜ不動産の賃貸をしていて、
固定資産税も払えなくくらいになるのかが不思議でなりませんでした。
家賃収入が安定的に入ってくる業態なので、
世間一般には「不労所得」なんて言われているわけです。
「お金がない要素なんて一つもないでしょ。」
そう思い込んでいた私の頭は混乱していました。
少し冷静になったとき、税理士の勉強をしていたというのもあり、
数字的な興味が出てきました。
決算書を見てみよう。
損益計算書を見ると、しっかりと利益が出ている。
確定申告書を見ても、利益が出ていることで多額の税金がかかっています。
しかし、通帳はほぼ０円状態。
毎月の家賃収入は入ってきていても、
そこからお金が出ていって、
１ヶ月経つと残高がほぼない状態になっていたのです。
どういうことなんだ？？
通帳のお金の動きをもっとよく見てみる必要があると思いました。
（続く）
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