渡邊浩滋の賃貸言いたい放題 第135回
2022年10月4日渡邊浩滋総合事務所は、Knees bee税理士法人に生まれ変わりました。
大家さん専門税理士として開業10周年の節目として自分自信のことを振り返っています。
2021年12月4日に丸10年を迎えました。
10年やってこられたのも、支えてくださった皆様、スタッフのお陰です。
今後ともよろしくお願いいたします。
リスケの伝え方
返済期間を延ばしたことで、キャッシュフローが大分楽になりました。
しかし、ここから35年の返済が続くということです。
本当に大丈夫だったのか?
その後もずっと悩んでいたような気がします。
しかし、今では返済期間を延ばしてよかったと思っています。
期間が短い方がよいのか、長い方がよいのかを考えたときに、
長い方が金利を払う期間が長くなるため、支払う利息総額は多くなります。
金利総額は増えても、月々に分割すれば、負担はそれほど大きくなりません。
では、何が違うのかというと、
「キャッシュフローを自分の手元に置くのか、
銀行の手元に置くのか」でしかないのです。
入ってくる収入は変わりません。
すると、収入がどこに行くかの違いです、
銀行の返済に充てられるのか、手元に残るのかです。
銀行の返済に充てられれば、確実に借入金が減っていきます。
手元に残るお金を、返済に当てれば同じことのはずです。
しかし、現実には手元に残るお金を使ってしまうから、
返済ができないことになるのです。
ですから、手元に残るお金を
しっかりプールしておくことができれば問題ないのです。
手元にお金が残っていれば、もしものときに安心できます。
急に雨漏りが発生して大規模修繕が必要になる・・・
10室が同時に退去になってしまう・・・
賃貸経営に限らず、経営は予期せぬことが起こり得ます。
そこを予測しておく。
私の賃貸経営の考え方がそこで確立されたのです。
(続く)
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