渡邊浩滋の賃貸言いたい放題 第140回
2022年10月4日渡邊浩滋総合事務所は、Knees bee税理士法人に生まれ変わりました。
大家さん専門税理士として開業10周年の節目として自分自信のことを振り返っています。
2021年12月4日に丸10年を迎えました。
10年やってこられたのも、支えてくださった皆様、スタッフのお陰です。
今後ともよろしくお願いいたします。
～大家さん専門税理士の使命②～
事業計画を作ることが大家さん専門税理士の使命と言いましたが、
もう少しわかりやすく説明します。
大家さんは将来のお金の不安を持っています。
◯借り入れが返せるのか
◯年々税金が高くなっている
◯家賃が下がってきている
◯修繕費がどんどん増えていっている
◯金利が上がったらどうしよう
こんな不安を漠然と持っていて、常にモヤモヤしている方が多いのです。
私はこの不安を取り除きたいと思っているのです。
これは数値化することが一番の解決策です。
数値化しないからこそ不安が募っていくのです。
長期の事業計画を作ることで、手残り（キャシュフロー）がどうなるかを見ること。
つまり、現実を知ることが第一歩なのです。
現実を知って初めて改善策がわかるのです。
このプロセスが必要なのです。
ですから、確定申告をするのが税理士のイメージと思われている方が多いと思いますが、我々は確定申告もやりますが、メインは事業計画の作成なのです。
はっきり言って、確定申告はオマケです
（もちろん税金計算という意味では重要ですが）。
確定申告は過去の数字です。また利益計算なので、
キャッシュフローとは異なるのです。
事業計画を作成して、将来の数字を予測し、
今後の手残りがマイナスにならないかどうかのチェックが必要なのです。
事業計画を作ることで
◯長期的な視点を持ち
◯数字で明確化し
◯分析して改善する
これを実現させたいのです。
私の履歴書は一旦、最終回となります。
これまでお付き合い頂きましてありがとうございました。
今後の渡邊浩滋およびKnees bee税理士法人の活動を
温かく見守って頂ければと思います。
（終わり）
私が主催する大家さん専門税理士ネットワークKnees beeで
無料オンラインセミナーを開催します。
私とパートナー税理士たちで
『令和５年税制改正とこれからの賃貸経営』
『確定申告直前対策と修繕費計上テクニック』
についてお話します。
1月２２日（月）、１月３０日（火）
各19:00～20：30申込みはコチラ
https://www.kenbiya.com/sm/ol/t-t/pt-3/dt_46069yme/《書籍出版のお知らせ》
１０月に不動産賃貸業に特化したインボイスの本が出版されました。
『不動産賃貸業のインボイス対応Q＆Ａ５０』
『不動産オーナーに代わって管理会社がインボイスの発行はできる？
その方法は？』など
賃貸業ならではのマニアックな質問を５０個用意しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CKXFP26Y
