経営・管理ビザの要件。日本の事務所を借りる際の注意点！
～日本のビザを取得するために活用できる「経営者ビザ」～
１．日本に事務所があることが要件
経営管理ビザは、
日本で事業を経営・管理するための在留資格です。
要件の一つとして、
「事業を営むための事務所が日本に存在すること」があります。
実際に日本の事務所を借りる際の注意点をお伝えします。
（１）契約書の確認事項
事務所を借りる際には、
賃貸借契約書の内容を慎重に確認することが重要です。
a. 使用目的：
契約書に記載されている使用目的が、
自社の業務内容と合致しているか確認しましょう。
使用目的が事業用、店舗、
事務所等事業目的であることを明らかに
なっていないと不許可となります。
b. 契約期間：
経営管理ビザの申請には、
安定的・継続的な事業運営が求められます。
契約期間が短すぎると、
ビザ申請に支障をきたす可能性があります。
c. 賃料と支払条件：
賃料の金額、支払いサイクル、
滞納時の罰則などを確認しましょう。
経営管理ビザの要件として、
事業の安定性が求められるため、
無理のない賃料設定が重要です。
d. 原状回復義務：
契約終了時の原状回復義務について、
具体的な内容と費用負担を確認しましょう。
予想外の費用が発生すると、
事業の継続性に影響を与える可能性があります。
e. 禁止事項：
契約書に記載されている禁止事項を確認し、
自社の事業活動に制約がないか確認しましょう。
特に、オフィスの又貸しなどは注意が必要です。
f. 特約事項：
改装工事の実施や賃料の見直しなど、
特別な条件がある場合は、
特約事項として記載されていないか確認しましょう。
（２）初期費用の注意点
事務所を借りる際には、
賃料以外にも様々な初期費用がかかります。
経営管理ビザの申請には、
安定的な事業運営が求められるため、
これらの費用を事前に把握し、準備することが重要です
a. 敷金・保証金：
一般的に賃料の数ヶ月分が必要です。
契約終了時に返還されますが、
原状回復費用が差し引かれる場合があります。
b. 礼金：
賃貸物件を借りる際の慣習として支払う金額で、
返還されません。
c. 仲介手数料：
不動産業者に支払う手数料で、
通常賃料の1ヶ月分程度です。
d. 火災保険料：
多くの場合、加入が義務付けられています。
e. 内装工事費
事業に適した内装にするための
工事費用が必要になる場合があります。
f. 備品購入費：
机、椅子、パソコンなど、
事業に必要な備品の購入費用も考慮しましょう。
２．まとめ
賃貸借契約書は、
経営管理ビザの申請時に添付資料として提出する必要があります。
そのため、契約書の内容が経営管理ビザの要件に
合致していることを確認することが重要です。
また、オフィスの写真も申請時に必要となります。
写真からは、実際に事業を行うための
設備が整っていることが確認できる必要があります。
例えば、事業用の机やパソコン、
電話などが設置されていることが望ましいでしょう。
Here’s the English translation:
Requirements for Business Manager Visa: Important Points When Renting an Office in Japan
~The “Business Manager Visa” That Can Be Used to Obtain a Japanese Visa~
1. Requirement of Having an Office in Japan
The Business Manager visa is a residence status for managing and operating a business in Japan.
One of the requirements is “having an office in Japan to conduct business.”
Here are the important points to consider when renting an office in Japan.
(1) Points to Check in the Contract
When renting an office, it’s important to carefully review the contents of the lease agreement.
a. Purpose of Use:
Confirm that the purpose of use stated in the contract matches your business activities.
The purpose must clearly indicate business use, retail, or office use; otherwise, the visa application will be rejected.
b. Contract Period:
Business Manager visa applications require stable and continuous business operations. If the contract period is too short, it may hinder the visa application.
c. Rent and Payment Terms:
Check the rent amount, payment cycle, and penalties for late payment. Since business stability is required for the Business Manager visa, it’s important to set reasonable rent.
d. Restoration Obligation:
Check the specific requirements and cost responsibilities for restoring the property to its original condition at the end of the contract. Unexpected costs can affect business continuity.
e. Prohibited Items:
Review the prohibited items listed in the contract to ensure there are no restrictions on your business activities. Pay particular attention to subletting restrictions.
f. Special Terms:
Check if there are any special conditions listed as special terms, such as renovation work or rent revision.
(2) Important Points About Initial Costs
When renting an office, various initial costs are required besides rent. Since the Business Manager visa requires stable business operations, it’s important to understand and prepare for these costs in advance.
a. Security Deposit:
Generally requires several months’ worth of rent. It will be returned at the end of the contract, but restoration costs may be deducted.
b. Key Money:
A customary payment when renting property in Japan, which is non-refundable.
c. Agency Fee:
Fee paid to real estate agents, typically about one month’s rent.
d. Fire Insurance:
Usually mandatory to enroll.
e. Interior Work Costs:
Costs may be necessary for interior modifications to suit the business.
f. Equipment Purchase:
Consider costs for necessary business equipment such as desks, chairs, and computers.
2. Summary
The lease agreement must be submitted as supporting documentation when applying for a Business Manager visa.
Therefore, it’s important to ensure that the contract contents meet the requirements for the Business Manager visa.
Additionally, office photos are required for the application. The photos must show that the office is properly equipped for business operations. For example, it’s desirable to have business equipment such as desks, computers, and phones installed.
Contact: info@w-sogo.jp
以下是中文翻译：
经营管理签证的要求：在日本租赁办公室时的注意事项！
～获取日本签证时可以使用的”经营者签证”～
1. 在日本设立办公室的要求
经营管理签证是在日本经营和管理业务的居留资格。
其中一个要求是”在日本必须有经营业务的办公场所”。
以下是在日本实际租赁办公室时需要注意的事项。
（1）合同确认事项
租赁办公室时，仔细确认租赁合同内容非常重要。
a. 使用目的：
确认合同中记载的使用目的是否与公司的业务内容相符。
使用目的必须明确为商业用途、店铺、办公室等商业目的，否则将不被批准。
b. 合同期限：
经营管理签证申请需要稳定持续的业务运营。如果合同期限过短，可能会影响签证申请。
c. 租金和支付条件：
确认租金金额、支付周期以及延迟支付的罚则等。由于经营管理签证要求业务的稳定性，合理的租金设定很重要。
d. 原状恢复义务：
确认合同终止时关于恢复原状的具体内容和费用负担。意外费用的发生可能会影响业务的持续性。
e. 禁止事项：
确认合同中记载的禁止事项，确保对公司的业务活动没有限制。特别要注意办公室转租等问题。
f. 特约事项：
确认是否有装修工程的实施或租金调整等特别条件作为特约事项记载。
（2）初期费用的注意事项
租赁办公室时，除租金外还需要支付各种初期费用。由于经营管理签证申请需要稳定的业务运营，提前了解并准备这些费用很重要。
a. 押金・保证金：
通常需要支付数月租金的金额。合同终止时可以退还，但可能会扣除恢复原状的费用。
b. 礼金：
租赁物业时按照惯例支付的金额，不予退还。
c. 中介费：
支付给房地产中介的费用，通常为一个月租金左右。
d. 火灾保险费：
在多数情况下都必须加入。
e. 室内装修费：
可能需要支付使办公室适合业务使用的装修费用。
f. 设备购置费：
要考虑购买办公桌、椅子、电脑等业务必需品的费用。
2. 总结
租赁合同需要作为附件材料在申请经营管理签证时提交。
因此，确认合同内容符合经营管理签证的要求非常重要。
此外，申请时还需要提供办公室的照片。从照片中必须能够确认已经具备实际开展业务所需的设备。例如，最好能够看到已经安装了业务用的办公桌、电脑和电话等设备。
联系邮箱：info@w-sogo.jp
