一人の不動産鑑定士が活用している情報サイトのご紹介
皆さん、こんにちは、不動産鑑定士・住宅診断士の皆川聡です。
相変わらず、新型コロナウィルスの変異種が発生しているということで、
皆様におかれましてはどうぞ免疫力を上げて、ご留意ください。
また、私事ではありますが、
お陰様で、開業して8年目を迎えることになりました。
これまで不動産の鑑定評価等をご依頼いただきました皆様、
本当にありがとうございます。
また、渡邊先生とその事務所スタッフの方々には、
私の開業当時からお世話になっており、この場をお借りまして、
感謝申し上げます。
そこで、今回は、一人の不動産鑑定士が、
不動産調査を行う上において、活用している情報源を、
弊社のホームページからで大変恐縮ですが、こちらでこっそりお伝え致します。
既にご存知の方も多いかもしれませんが、
知らなかったというお話も聞きますので、お伝えさせていただきます。
株式会社Aoi不動産鑑定ホームページ ご参考 より
下記URLは株式会社Aoi不動産鑑定のホームページになります。
https://www.aoi-fudousan-consulting.com/
右側の方に、『ご参考』
という項目があると思われます。
勿論皆様の「お気に入り」に既に入れていらっしゃると思いますが、
上記弊社のホームページから各項目へクリックしていただくと、
勝手に新しいタブが追加されます。
ですので、その見ているサイトを残したまま、
新しいサイトが自動的に立ち上げられ、
今まで見ていたサイトと新しいサイトとの
地図上での見比べが簡単にできる点がメリットと言えます。
1.それでは、まず一つ目の『Google Map』は言わずもがなで、
皆さんも一番活用されていらっしゃると思われます。
このGoogle Mapなら聞くことないよ!とお思いかもしれませんが
、なんとその中のストリートビューですが、
過去の履歴も実は見ることができるケースが多くあります。
そんな過去のストリートビューの履歴なんて不要だなと仰るかもしれません。
私はその履歴でもって、
どのタイミングで大規模修繕を行ったかなども確認できる場合がありますので、
現地調査前の事前調査などで重宝しております。
さて、その画面は、左上のストリートビューの小窓の下に、
年代を選べる部分があり、そこをクリックすると、
その年代のストリートビューが立ち上がります。
2.次は上から2つ目の『地価公示・地価調査 google map 版』になります。
こちらは、かなり便利です。
リンク先は「公益社団法人東京都不動産鑑定士協会」になります。
地図上に地価公示(青)や地価調査(赤)がプロットされており、
それを俯瞰するとおおよそのこの地域の地価水準と地価の変動率が一目で把握できる便利なサイトです。
そして、その青や赤をクリックするとその地価公示等のポイントにおけるこれまでの
地価の変動の推移を確認できます。
この地域は、地価公示等の選定替えにより新規に設定され、
遡及すると数年前までしか遡れないものもあれば、
バブル以前まで遡れ、その当時との比較もできることがあります。
また、さらに素晴らしいのが、その地図上の右側の小窓の相続税路線価をクリックすると、
『地価マップ』へリンクされています。
それにより、探しにくい相続税路線価も、簡単にピンポイントで、
探せるようになります。相続税路線価がない地域でしたら、
固定資産税路線価等もすぐ確認することができます。
今回はここまでになります。
次回はその続きからで、
特に重要なもののみ抜粋してお伝えできればと思っております。