キャップレート事例の検索方法
皆様こんにちは。
不動産鑑定士・住宅診断士の皆川聡です。
今月2回目は、ご好評いただいております、
とある一人の不動産鑑定士が活用しているURLを
お伝えさせていただきます。
弊社 株式会社Aoi不動産鑑定 ホームページ
https://www.aoi-fudousan-consulting.com/
より入っていただきまして、右側の
『 ご参考 』の
上から3番目の
『 CaprateMap 』
をクリックしていただきますと
全国のJリート物件及び地価公示、地価調査のキャップレート(NCF利回り)が
地図上にプロットされております。
また、そのプロットをクリックすると、その概要も分かり易く記載されております。
概要の中身は、
キャップレート
利回りの種類
その物件の所在地
リートの属性
用途
土地建物の権利関係
築年
延床面積
稼働率
価格時点
評価額
まで、その物件の概要が地図にプロットされております。
また、プロットに色分けが施されており、用途ごとに色分けされているのは
評価を行う上においても、大変助かっているツールになります。
そこで、このキャップレートは、あくまでリートを組成するために、
物的にも権利関係的にも整理され、
安定収益を継続できる綺麗な状態にした上での
キャップレートであることをご留意下さい。
やはり、安定収益を継続できる前提ですので、
キャップレートは自ずと低位になります。
と言いますのも、
Jリートは投資商品として、
金融商品のように魅力ある商品にするために
不動産のもつリスクプレミアムをできる限り排除された、
綺麗な物件に施されたキャップレートになります。
ですので、自ずとそのキャップレートは、低位になります。
どうぞ、その点は、ご欄になられる際にご留意下さい。
また、さらに、上のタブの
『土地価格』
をタップすると
路線価倍率
取引時点
土地単価
一種当たりの単価
土地面積
土地割合
が記載されております。
本当に便利ですね。
但し、このキャップレートは、
どうしてもJリートが基準ですので、
都心部や中心部を離れてしまうと
どうしてもその数が減ってしまい、
地価公示や地価調査に限定される傾向があります。
ですが、
先日もお伝えさせていただきましたが、
弊社ホームページの
『 ご参考 』の
上から2番目の
『 地価公示・地価調査 Googleマップ版 』
と併用してご活用されることによって、
地方もある程度、
例えば、地価の下落率が収まっている箇所か否かなど、
その地域の地価の変動の程度も、
昔よりもかなり楽に、
いろいろなイメージが付き易くなります。
本当に便利な時代になったと思います。
皆様も何か便利なツールがありましたら、
既にやっていらっしゃるとは思いますが、
皆様のお仲間でシェアされるとよろしいかと存じます。
当然かと思いますが。
と言いますのも、自分で常識的に使っていても、
意外に、他の方が使っていなかったりしたり、
一方で、自分が逆に活用していなかったりもするからです。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございます。
次回も宜しくお願い致します。