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Q構造が異なる建物を所有しています。耐用年数は何年ですか。

木造の建物ですが、地下室があり、地下部分のみ鉄筋コンクリ―ト造になっています。この場合の耐用年数はどのようになるのでしょうか?

A

原則は、主たる構造で、判定していきます。しかし、木造とRC造のような構造が全く異なるような場合は、下記通達にあるように、建築費をそれぞれの構造別に区分して、それぞれの耐用年数を使用することになります。したがって、木造部分は22年、RC造部分は47年というようになります。
(耐用年数基本通達 1-2-2)
一の建物が別表第一の「建物」に掲げる2 以上の構造により構成されている場合において、構造別に区分することができ、かつ、それぞれが社会通念上別の建物とみられるもの(例えば、鉄筋コンクリート造り3 階建の建物の上に更に木造建物を建築して4 階建としたようなもの)であるときは、その建物については、それぞれの構造の異なるごとに区分して、その構造について定められた耐用年数を適用する。