大家さんの生活設計と資金計画④
こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの駒﨑です。
前回は、支出を毎月決算していくことをお話しました。
すごく初歩的で当たり前のことなのですが、意外とやっている方は
そもそも面倒だし、興味がないという方が多いかもし
ファイナンシャル・プランナーに相談いただくお客さまは、「貯蓄
共通している問題点は、「お金をいくらまで使って良いのかわから
知恵袋の読者様でも、同じような悩みを抱えていらっしゃるよ
家計簿をつけないで家計支出の把握をするカンタンな方法
前回の続きですが、家計簿をつけないで家計支出の把握をするカン
まずは、毎月口座引き落としされている生活費を、なるべく一つの
そして、通帳は毎月必ず記帳をし、支出欄に書き込みをしておきま
ネット銀行であれば、支出の内容を入力して管理できる場合もあり
次に、現金やカードでの支払いに関しては、レシートをもらうよう
レシートを入れるだけのポケットですので、クリアファイルでも封
(賃貸事業に関連しないもの)
1.食費
2.日用雑貨費(家事消耗品・雑貨・寝具)
3.被服費(ファッション全般)
4.趣味娯楽費(スポーツジム・温泉・ゴルフ等)
5.交際費(お酒代、冠婚葬祭費)
6.おこづかい(おやつ・タバコ・パチンコ・競馬等)
7.交通費・通信費(電車賃・コインパーキング代・タクシー代・郵送代等)
8.教育関連費(塾・習い事・セミナー)
8個に仕分けしたレシートは、1ヶ月に1回だけ、ざっくりと計算
決算をする目的は、使途不明金がないように把握をするためになり
節約目的ではないので、細かい数字は無視して、ざっくりとした集
アメリカン・エキスプレスのビジネスカードを利用されている方は
「節約をせず」に家計 改善ができないかを検討
次に、毎月の決算ができるようになったら、「節約をせず」に家計
節約をすると、
〇生活が切りつめられる
〇人生の楽しみがなくなる
〇モチベーションが上がらない
など、精神的にも肉体的にも悪影響になります。また、節約すると
節約をしないで家計改善をする方法は、生活費(固定費)の見直し
固定費というのは、住宅費、保険料、通信費、車関係費などで、こ
住宅ローンを利用している場合は、他行に借換えをしたり、現在の
生命保険に関しては、保険の加入目的・保障の分野・必要な期間・
加入目的が不明確、保障期間がライフイベントに合っていない、配
また、万一の死亡保障については、相続対策資金、遺族生活資金、
法人税の繰り延べ目的であれば良いのですが、個人の資産形成など
生命保険の積立利率が0.8%、投信積立の期待リターンが4%で
住宅ローンや生命保険は、節約をしないで家計改善をする方法のひ
個人差はありますが、節約よりも効果があり、何かを我慢しないで
4回にわたり、大家さんの生活設計と資金計画について情報提
しかし、賃貸経営も生活設計も資金計画がとても大切です。
夢や何かを成し遂げるためにも、将来を見据えることから始めては