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渡邊浩滋の賃貸言いたい放題
第二十五回「借入金は少ない方がよいのか?」

長かったGWいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は、最初の3日間は家族で妻の実家のある京都に帰り、中3日間は仕事してました。
しかし、最後の3日間は何も予定がなく、、、仕事も休み、家族もいない状況で過ごし方がわからない。

結局、思い切って一人旅へ。
(家族に内緒で)越後湯沢に行ってきました(決してやましいことはありません!)
東京から1時間ちょっと。温泉も入れて、リフレッシュできました。

さて、今日の話題は、「借入金は少ない方がよいか?」という問題です。

「大規模修繕は現金で払った方がよいのでしょうか?借り入れした方がよいでしょうか?」
「銀行から満額融資してもらえると言われているのですが、少なく借りた方がよいでしょうか?」

こんな質問をよく受けます。

借入金は少ない方がよいに決まっています。
その方が無駄な金利を払わなくても済みます。
しかし、経営上は借入金をした方がよいこともあるのです。

なぜか借入に恐怖感があるのか、借入が多いとお金に苦しむイメージなのか、借り入れにネガティブな人が多い。
借入するかしないかは、利息を払うか払わないかの違いだけです。
あとは、手元に現金が残るか、残らないかの違いです。

経営をしているとキャッシュが少ない方が不安に感じます。
突発的な支払いがあって、資金ショートしたらどうしようと、経営者は常に考えています。

賃貸経営も同じなのです。
10室同時に空室になったり、老朽化によって雨漏りを修繕する必要が出たり。
資金ショートしないように気を配らないといけません。

そのためにある程度手元に現金を残しておくことは健全な経営をするために必要なことだと思います。
借入は、簡単にできるものではありません。
物件を購入する。大規模修繕をする。
理由がないと金融機関は、貸してくれないのです。

「借りられるうちに借りておこう」というスタンスが大事だと思っています。

しかも、現在は超低金利。利息はキャッシュを手元に残すために必要経費くらいに考えていた方がよいでしょう。

あとは、手元に残ったお金を無駄遣いしないようにすることです。
これができないから、借り入れは怖いというイメージがあるのだと思います。

しっかりとお金を管理し、プールしておくことができれば、借入は怖くありません。
他に使い道がなければ、いつでも繰り上げ返済すればよいのだから。

お金の管理については、是非、税理士に相談してください。

まとめ

・一人旅は越後湯沢がおススメ!

・借り入れは、理由がないとできないもの。借りられるうちに借りるという選択肢を持つ。

・手元に残ったお金を管理できれば、借り入れは怖くない。

ABOUT ME
渡邊浩滋
大家さん専門税理士事務所、渡邊浩滋総合事務所代表。当サイトを運営する大家さん専門税理士ネットワーク「Knees(ニーズ)」代表。 自らも両親から引き継いだアパートを経営する大家であり、「全国の困っている大家さんを助けたい」という夢を叶えるべく日々奔走している。 全国でのセミナー出演、コラム執筆等多数。
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