不動産の理論と実際~その4
皆さま、一級建築士・不動産鑑定士の田口です。
今回4回目になります。
小池知事が言いましたね。
『不動産というのは、一言で「ロケーション」と言われるわけでございます けれども・・・』
そうですね、不動産は立地で決まるといっても過言ではないと思います!
築地の話ではありませんよ!
不動産の話。
細かい議論やテクニックはさておき、不動産ってじっくりと腰を据えた投資・ 保有が基本になります。通常、不動産売買にはコストが結構かかりますからね。 売ったり買ったりは簡単ではないわけです。
不動産の投資。
最も大事なことは、立地を間違えないということ。
立地条件に納得しているのであれば、少々高くてもいいと思います。
いくら利回りが高いといっても、立地が厳しいものって、どうなんでしょうかね。
不動産って、持っているだけで、情報が集まったりします。
もちろん持っているだけで、トラブルなんかも起きることがありますが、 不動産保有により様々な「チャンス」が舞い込むことがあるわけです。
いい意味でも悪い意味でも、不動産を保有するということは、その土地建物の変動を、 受け止めるということでもあります。 CF、情報、信用、他者との関係性・・・多くのプラスマイナスの変動を受け止め
るということですよね。
だからこそ、立地にこだわるべきなんです。
自分の一部を、そのエリアの成長性に連動させるイメージで考えてみ
て下さいね。
よく語られる不動産に関連するネガティブな情報は、あくまで日本の
「平均値」のことです。
エリアやそのエリア内での立地、ロケーションにこだわれば、ご自身の一部は平均点以上に成長することが可能です。
セミナーやネットで不動産投資を勉強し過ぎて、
わからなくなってしまったそこのあなた!!
大局を見失ってはなりません。
自分の一部である資金や時間を、そのロケーションに連動させる気持ちが持てるかどうか、
これは一つの大いなる不動産保有の基準になるはずです。
是非そんな感覚で、本質を捉えてみて下さい。
ではまた!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。