先月JAオーナー会のバス研修旅行に参加してきました。
向かった先は、名古屋市の南、中部国際空港もある常滑市です。
常滑市では、陶器製品が、常滑焼という名称で盛んに作られていました。
今回は、常滑市にある株式会社リクシル(LIXIL) 榎戸(えのきど)工場を訪問させていただき、トイレや洗面化粧台を製造する工程を見学させていただきました。
INAX(イナックス)というロゴを、皆さんもトイレで目にしたことがあるのではないでしょうか。
〔工場入口のINAX(イナックス)のロゴ〕
〔よく見ると一つ一つが小さな便器になっています〕
〔SATISという製品にスワロフスキー社の小さな輝きをデコレーションしたもの〕
さて、JAオーナー会というのは、○○○農協の組合員で不動産賃貸業をやっている人が入れる会です。
今回バス研修旅行に参加された皆さんはオーナーさんか、その家族の方なのですが、驚いたのはその高齢率です。
数人の方に実際に年齢をお聞きすることができたのですが、副会長さんが83歳、78歳で、会長さんは病気で入院中とのことでした。
参加者の中では、とびぬけて私(43歳)は若く、一番近い方でも20歳以上は上だと思われました。
ここの皆さんがオーナーさんで、大家さんの事業承継をしなければならないと考えると、
うまく承継できる方が何%いるのか?
また
客観的なアドバイザーがついている方が何%いるのか?
と素直に思いました。
私が税金相談を受けている中でも、高齢の方の相談を受けることは多いです。
我々Knees beeではそういった方を「地主の初代・賃貸創業者」様としています。
親が子に対し良かれと思い、相続対策で賃貸物件を建てることはよくあることです。
しかし、その後のお子さんお孫さんへの事業教育というか、承継対策が取られていないとせっかくの物件が『宝の持ち腐れ』になってしまう場合があります。
高齢オーナー様・大家さんがお元気なうちに客観的なアドバイザーの一人として、我々の様な大家さん専門税理士を頼っていただけると、その後も安心かと思います。
まとめ
・大家さんの高齢化率は高まっている
・高齢大家さんの事業承継対策や次世代への教育は急務である
・承継に寄り添える客観的なアドバイザーの選択肢として、大家さん専門税理士はいかがでしょうか