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森広忠の名古屋大家道 第四十二回
『地主さんのための賃貸経営術⑨―お金の大切さ⑤―銀行融資編(下)』

BBQ(バーベキュー)で肉を焼くのが趣味です。

20代から友人とBBQでパーティーをするのが好きで、毎年BBQをやっていました。

しかし、30代税理士になりまして、だんだん忙しくなり、

この頃パーティーはやっていません。

ただ、コロナで外食の回数が減り、義母宅の中庭でBBQをしています。

 

今年は、先週BBQをやったので5回目。

徐々に炭起こしが早くなり、肉の焼き具合を見るのも上達しました。

いつか、Knees beeでもBBQパーティーを開催出来たら!?

と思っています。

 

さて、今回の地主さんのためのお金の大切さ5回目は、

銀行融資の際のお金の大切さを前回に続きかいていきたいと思います。

名古屋市近郊にお住いの地域指折りの地主さんの銀行融資の続きです。

 

金利交渉の後、私がお客様を理解し考え方を共有するまで時間がかかりました。

 

その間、数本ある融資のいくつかが終わったり、

新規で物件を建てるための融資を受けたりする、

タイミングをみていました。

 

しかし、土地についている抵当権のせいでどうしても不自由になり、

既存のメインバンクから新規融資を断られたりし、不自由な状況がつづき、

銀行交渉を再度することとなりました。

 

メインバンクは抵当権を盾に、

「新規は貸さない、修繕も追加で貸せない、担保が足りない」

の返答と、本部とのやり取りでの返答の遅延とで、

メインバンクが役に立たない状態になっていました。

 

私のほうで取引のある金融機関の支店長向けの書面をお作りし、

お客様主体で銀行交渉をおこなうことになりました。

 

今回は2行の支店長さんと交渉させていただいたのですが、

メインバンクが返答を渋る間に、もう1行が乗り気で交渉をまとめ、

メインから数億円の融資を引き抜く結果となってしまいました。

 

メインバンクは合併でバタバタしている時期でもあったので申し訳なかったですが、

明確な返答をくれていたら、メインのまま融資を継続するつもりだったのに残念でした。

 

ただ、この時の新規で融資を受けることになった銀行も、

「お金の不足の指摘と、1期1期お金を貯め続けること」

を言われました。

 

実力があっても、

「不動産賃貸業の試算表にお金がないこと=融資しにくい」

という流れはあります。

 

地域指折りの地主さんであっても、お金は大切です。

 

特に銀行は返済のもとになる資金として、銀行残高を気にします。

 

税金を多く払ってでも手残りを残すことは、

地主さんの未来をひらく意味でも重要になります。

まとめ

・銀行融資の切り替えにはタイミングがある

・土地や建物への抵当権は、融資を不自由にする場合があり注意が必要になる

・銀行融資においても、お金の残高は必要。税金を多く払ってでも手残りを残すことで、未来がひらける場合がある

ABOUT ME
森広忠
名古屋市出身、名古屋経済大学大学院卒業後、2008(平成20)年シンプルタックス森会計【森広忠税理士事務所】設立。税理士として、個人事業・中小企業の顧問を行う。実家が古くからある地主で、不動産賃貸業をアパート、貸倉庫、貸地、貸家、月極駐車場で営んだ経験あり。 顧問先に不動産賃貸業者が多く、不動産・不動産管理会社を利用した所得税・法人税・相続税の節税相談の経験が多くある。
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