お客様からお花をいただきました。
昔学生時代に、ガーデニングショップでアルバイトをしていたことがあるので、花を育てるのは大好きです。
前回はジョージ・S・クレイソン著「バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか」から「稼いだものは、すべてその一部を自分のものとして取っておく」という、お金を貯める最高の方法を、例を用いてお書きしました。
今回はさらに踏み込んで、お金の貯め方を詳しく書いていきたいと思います。
大家さんの地主さんにとって「稼いだもの」というのは、主に「賃料収入」です。
※土地・建物の賃料収入以外に年金や給与などの収入がある方は、それも「稼いだもの」になります。
その「稼いだもの」の「すべて」というのは、
「賃料やそれ以外の収入の1年や1カ月分の合計額」です。
そして「その一部」というのは、
1年や1カ月分の合計額の1割分(さらに余裕があれば2割分)を指します。
「自分のものとして取っておく」ということは、現代風に言えば、
「預金通帳や定期積金として1割分を貯めておくこと」
になるかと思います。
個人の地主さんの賃料収入が月200万円で、給与や年金収入が20万円でしたら、
220万円が1ヶ月で「稼いだもの、すべて」になり。
12倍の2,640万円が1年で「稼いだもの、すべて」になります。
1割と考えるならば、220万円の1割は22万円。
年間では264万円が1割になります。
自分のものとして取っておくならば、定期積金にしてみてはいかがでしょうか?
月22万円定期積金にし、年間では264万円、5年で1,320万円貯まります。
更に、10年では2,640万円貯まります。
月22万円定期積金しても、1億円貯まるのは、37年11ヶ月後。
1億円という金額が、どれほど大きく、貯めるのに時間のかかる金額かがわかります。
1割が難しいと言われる方も多いかと思います。
その場合は、稼いだもの、すべての5%でも3%でも結構です。
お金を貯めようという気持ちが大切です。
※今回の220万円の場合は5%だと月11万円。3%だと月6万6千円。
外壁塗装などの大規模修繕やエレベーターの更新など、多額にお金のかかる場合は、
別に修繕費用として貯めていたものをあてられるのが本当はよろしいのですが、
定期積金を取り崩して支払いにあてても仕方がない場合もあると思います。
また、貯め始めれば良いのです。
使うのは簡単で、貯めるのは大変なお金。
お金の大切さを身に感じてもらい、今回の「お金の大切さ」を終わりにしたいと思います。
読んでくださり、ありがとうございました。
まとめ
・1億円という金額は月22万円貯金しても、約38年かかる莫大な金額だということを認識しよう
・お金は使うのは簡単で、貯めるのは大変なもの
・お金を使うは慎重に、貯めるのは使う前にされるとよろしいでしょう