毎月、健美家というサイトでコラムを書いています。
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10月は
「割に合わない節税に励むサラリーマン大家たちーその判断は損得感情か損得勘定か?」
というテーマでした。
節税を、損得勘定ではなく、損得感情で判断している人が多いなと印象から、少し耳の痛い話を書きました。
つまり、数字(勘定)ではなく、気持ち(感情)を優先させてしまっているということです。
人は感情で動くものです。
しかし、感情に赴くまま判断してしまうことで、結果的に損をしてしまうことがあるのです。
とくに、経営者は感情で判断することで、致命的な損失を被ってしまう可能性があるのです。
いかに感情で判断しないか。
どんな訓練をすれば、感情で判断しないようになるのでしょうか。
私は、「何のゲームをしているのか」を常に考えることだと思っています。
例えば、得点が高い人が勝つゲームなら、何も考えず、高得点を狙える方法を探るでしょう。
早くクリアした人が勝つゲームなら、何も考える、早く攻略できる方法を探るでしょう。
「今どんなゲームをしているのか?」
例えば、不動産投資なら「 お金を増やすゲーム 」なのか、それとも「 税金を減らすゲーム 」なのか。
どこがゴールなのか、どんな条件が必要なのか、現実社会ではなく、ゲームだと思い込むのです。
ロールプレイングゲームなら、最後のボスを倒すことがゴールです。
最後のボスを倒さない限りクリアはできないのです。
もし「お金を残すゲーム」をやっていて、お金を残すために、税金を払うことがクリアへの近道だったら・・・
そう考えると、割に合わない節税をする意味がないことに気がつけるのではないでしょうか。
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まとめ
・損得感情ではなく、損得勘定で判断しましょう!
・人は感情で動くもの。しかし、経営者は感情で動いてはいけません!
・何のゲームをしているのかを常に考えることで冷静になれます!