~大家さんのための「相続と損しない生命保険」~
今号は、保険×不動産マイスター 津曲(つまがり) 巖(いわお)より、
お届けいたします。
前回までは、大家さんのための手元収入を『最大化』する方法についてお話させて 頂きました。
さて、今月は最近のご相談で増えている相続(生前対策含む)と「生命保険」について お話させていただきます。
●なぜ「相続」(対策)に「生命保険」は「有効」なのか
多くの大家さんが、相続のことを真剣に考え始めるとき、真っ先に
「生命保険」の加入を検討されるケースが多いことと思います。
相続は、ご自身に万一の時に始まります。
万一の時に、お金になるのは・・・そうです。
手元現金以外では、「生命保険」になります。
銀行はじめ個人の金融機関の口座はいわゆる「ロック」(封鎖)されて
自由にお金の引き出しができなくなってしまいます。
大事な支払いもたちまち滞ってしまいます。
それまでに築かれてきた信用は一瞬にしてなくなってしまうこともあるでしょう。
そんな万一に役立つのが「生命保険」なのです。
生命保険は、保険金(被保険者=ご自身に万一の時に支払われるお金)の
受取人を契約時に「指定」します。
それゆえ、ご自身に万一の時、請求することにより数日中に保険金が指定口座に 振り込まれます。
心の痛み、悲しみを変わることはできませんが、せめてお金の面ではすぐに力を 発揮してくれるのが生命保険なのです。
万一の時、資金需要に即時対応できるのは、生命保険以外ないのです。
だから、相続を考えたときに真っ先に「お金」の心配をせずに済む
「生命保険」の有効活用は必須なのです。
では、どのような「生命保険」に加入(購入)すればよいのか?
生命保険を「誰から」買いますか?
相続に精通したプロから買うことが必須です。
なぜなら、生命保険は、金融商品であるとともにかかわる人が最低「3人」
いる特殊な商品だからです。
その「配置」を間違うと「税金面」のみならず「遺産分割」でも
大いに争いのタネをまくことになってしまうからです。
次回以降、具体的にお話させていただきます。