私の履歴書⑥～司法書士受験での挫折～
渡邊浩滋総合事務所の10周年の節目として自分自身のことを振り返っています。
ついに始めた資格の勉強
司法書士を目指すために大学に通いながら、資格の専門学校の授業が始まりました。
すべてが順調にいっていると思われがちですが、そうではありません。
私の勉強スタイルは、まず概念をおさえる。その後、細かい内容を覚えるというものです。
勉強のモチベーションは、最初は高くても、だんだんと下がるものです。
高いまま維持していくのは困難でしょう。
普通の大学生活を送った２年間
ありがちな失敗例は、分厚い参考書を買ってしまうパターン。
モチベーションが高いときに、参考書を購入して勉強しようとするのですが、分厚ければ厚いほどすぐに挫折します。
内容が難解なので読み進められないのです。
挫折しない工夫
経験上、そのことを知っていたため、参考書代わりに、法律マンガを読み漁ってました。『まんがでわかる民法』
『ナニワ金融道』
は何度も何度も読み返しました。
法律の勉強は、いかに身近な問題と感じるか。興味を持てるか。
だと思っています。
マンガで出てきた内容が、勉強に出てくると、身近に感じられて覚えられるのです。
工夫しても来てしまった挫折
しかし、半年を過ぎたあたりで挫折が待っていました。
商法（今の会社法）がさっぱりわからないのです。
当時大学生の私が、会社の仕組みを理解するにはハードルが高かったのです。
株主総会？取締役会？
全然イメージができません。
『まんがでわかる商法』みたいな本を買ってみましたが、頭に入ってきません。
一気にモチベーションが下がりました。
逃げてしまった自分
授業についていけず、勉強する気がおきず、ゲームに逃げました。
当時はスマホがないので、ゲームボーイです。
徹夜でやることもしばしば。
とにかく勉強から逃げたかったのだと思います。
今まで、親から「勉強しなさい」と言われたことはありませんでした。
（言われたらやる気を失くすタイプというのもありますが）
ゲームばかりの自分に見かねた母親から「勉強やらなくていいの？」と言われる始末。
『なにやってんだオレ・・・』
このままではダメだなと実感しました。
続く。
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