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「そもそも減価償却って何?」東京の中心で税務を叫ぶ
第41回コラム

こんにちは!

今年も桜の季節になりましたね!

お昼休みに九段下周辺を少し散歩しました。

 

 

 

 

 

 

今回は減価償却についてお話したいと思います。

減価償却とは、建物を購入した際に、購入時に支払った金額を全額経費にせずに、

建物の耐用年数にわたって毎年少しずつ経費にしていくことですね。

 

減価償却費の計上=節税と考えてしまう方がいらっしゃいますが、

実はそうとも言えないのです

減価償却とは?

1,000万円で買った建物を耐用年数5年で償却する場合

たとえば、1,000万円で買った建物を耐用年数5年で減価償却する場合、
1年あたりの減価償却費は200万円です。
所得が毎年200万円少なくなりますので、税金が安くなります。

現在が4年たったところなら、建物の今の価値は
1,000万円-(200万円×4年)=200万円になっています。

このとき、1000万円で売れた場合は?

ではこのとき、この建物を売りに出し、1,000万円で売れたらどうなるでしょう?
今の価値は200万円になっていますので、
1,000万円-200万円=800万円の売却益が発生します。
この800万円は所得となり、税金が課されることになります。

つまり、減価償却している期間中は節税ができているように見えますが、
売却時にはその分に税金が課されてしまうのです。
減価償却は節税というよりは、税金が課されるのを先送りにする、
課税の繰り延べということになります。

減価償却期間中の税率と売却時の税率が変わらなければ、
節税にはなっていないことになります。

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楽待 不動産住宅新聞でもコラム連載しています。

 

まとめ

① 減価償却は課税の繰り延べ
② 今年も桜はきれいでした!
ABOUT ME
大野晃男
大野晃男
1979年12月生まれ。 資格専門学校の簿記講師を経て税理士法人に勤務。 その後、自動車部品製造会社の経理として働く。 実家がサラリーマン大家さんだったことから、 渡邊浩滋総合事務所に興味を持ち、入所。
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