半年で国税徴収法の科目合格を目指すため専門学校へ｜税理士試験合格への戦略

渡邊浩滋の賃貸言いたい放題　第九十八回

私の履歴書㉕～税理士試験合格への戦略～

渡邊浩滋総合事務所の10周年の節目として自分自信のことを振り返っています。

2021年12月4日に丸10年を迎えました。

10年やってこられたのも、支えてくださった皆様、スタッフのお陰です。

今後ともよろしくお願いいたします。

専門学校に通い出すも最初の授業で衝撃を受ける

半年で国税徴収法の科目合格を目指すために、大原簿記専門学校に通うことにしました。
しかし、平日遅くまで仕事をしていることから授業に出席するのは難しいと判断し、ビデオ通学を選択しました。

時間に関係なく学校に行って講義の授業を受けるというものです。

最初の授業で衝撃を受けました。

税理士試験を舐めていたことで、初っ端から心が挫けそうになりました。

税理士試験の税法科目の勉強は、丸暗記だったのです。

税法科目は５０点が計算問題。５０点が理論問題といって、条文を丸暗記して、問われてる規定を書き出すというもの。

試験では当然、税法の規定集などは持ち込んではいけません。
すべて頭に叩き込んで望まなければならないのです。

しかも、国税徴収法という科目だけは、理論問題で１００点満点。
計算問題がないのです。

条文を丸暗記なんてしたことがありません。

どうやって覚えるのか・・・

今までの経験上、漢字や英単語を覚えるときに、何度も書いて練習することはあったのですが、条文（税法の条文は非常に長い）という文章を書いていたら、試験まで間に合うわけはありません。

何度も何度も口に出して覚えるという方法を選択しました。

自習室で口に出して覚えていては周りの人に迷惑なので、自分の部屋にこもってブツブツ念仏のように唱える。

何かの修行ですか・・・

これが税理士試験の勉強です。

心が折れそうになりながらも、自分が目指して始めたことです。
仕事から帰っては、部屋でブツブツ唱えて暗記するという生活が始まりました。

（続く）

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