東京都、新築一戸建てに太陽光発電パネルの設置義務化
こんにちは。一級建築士の遠田(エンダ)です。
前回は東京都以外の太陽光発電への取り組みについて
まとめさせていただきました。
最終回は太陽光発電義務化へ向けた新商品、
新サービスについてご紹介してまいります。
◆神奈川県 『0円ソーラー』
・事業者が初期費用を負担するので、住宅所有者は0円で太陽光発電設備が設置可能
・事業者が初期費用を回収後(概ね10年後)は、設備が住宅所有者に無償譲渡
・電力販売、リースプランあり
◆東京電力 『エネカリ』
・事業者が初期費用を負担するので、住宅所有者は0円で太陽光発電設備が設置可能
・プラン複数あり
・利用期間満了後は無償譲渡
◆東京ガス 『ずっともソーラー』
・初期費用負担0円、もしくは初期費用負担で月額サービス料ダウンを選択可
・サービス開始時より住宅所有者の所有
◆積水化学工業住宅カンパニー 『Letoit AZ(レトアエーゼット)『ZEH―M』モデル』
・ファミリー向け賃貸集合住宅
・首都圏・中部・近畿エリア(多雪地域を除く)で発売
・太陽光で発電した電気は入居者が利用するとともに、
余剰電力は売電収入としてオーナーが得る新方式「電力シェアスタイル」を採用
◆大東建託 『ZEHを標準とした賃貸住宅の提案』
・21年9月末までに107棟784戸のZEH賃貸住宅を供給
以前より民間の太陽光発電の屋根貸しはございましたが、
行政主導によるサービスも始まりました。
今後様々な差別化を図る商品がでてくるものと思われます。
義務化の流れは大規模公共施設→中規模共同住宅等→戸建てへと
進むことが予想されますので、賃貸オーナー様は
戸建てよりも近い数年後の対策へ向けご参考にして頂けたらと思います。
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