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マレーシアの為替リスクは大丈夫?~実は知られていないマレーシア不動産投資の魅力~

マレーシアの為替リスクは大丈夫?
~実は知られていないマレーシア不動産投資の魅力~

海外不動産投資で得とするか、損をするかは、
不動産の価値の他に「為替相場」があります。
つまり、為替リスクが大きく影響する可能性があるのです。
マレーシアの通貨『マレーシア・リンギット(MYR)』の
為替リスクはどうなのでしょうか?

1.マレーシア・リンギットの過去10年の推移と傾向
リンギットの対円相場は、過去10年間で大きな変動を見せてきました。

2014年頃には1リンギット=約33円前後で推移していましたが、
その後徐々に下落し、2020年には1リンギット=約25円台まで下落しました。
しかし、2021年以降は再び上昇傾向に転じ、
2024年8月現在では1リンギット=約33円前後で推移しています。

5年間の推移(WISEホームページより)

 

この推移から、リンギットは長期的には
円に対して比較的安定した通貨であると言えますが、
短期的には経済情勢や政治状況によって変動する傾向があります。

日本円と比較すると、リンギットはやや変動性が高い通貨と言えます。
日本円は主要通貨の中でも安全資産として認識されており、
世界経済の不確実性が高まると円高になる傾向があります。

2.他の東南アジアの通貨との比較
東南アジアの他の通貨と比較すると、
リンギットは比較的安定した通貨と言えます。

例えば、インドネシア・ルピアやフィリピン・ペソと比べると、
リンギットの変動幅は小さく、より予測可能な動きをする傾向があります。

これは、マレーシアの経済基盤が比較的強固であることや、
政治的安定性が高いことが要因として挙げられます。

3.マレーシア・リンギットの可能性
リンギットの価値が円に対して上昇しています。
円安になっていることから考えると、
どんどん円の価値は下がっていく可能性があるでしょう。
マレーシアは東南アジアの中でも経済成長が著しい国の一つであり、
長期的な通貨価値の上昇が期待できます。

円だけに頼るのはむしろ危険なのかもしれません。
リスク分散という意味でも、マレーシア・リンギットを
得られる不動産投資はメリットがあるのではないでしょうか。

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渡邊浩滋
大家さん専門税理士事務所、渡邊浩滋総合事務所代表。当サイトを運営する大家さん専門税理士ネットワーク「Knees(ニーズ)」代表。 自らも両親から引き継いだアパートを経営する大家であり、「全国の困っている大家さんを助けたい」という夢を叶えるべく日々奔走している。 全国でのセミナー出演、コラム執筆等多数。
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