マレーシア不動産を購入した場合の税金や諸費用はいくら？
～実は知られていないマレーシア不動産投資の魅力～
日本人がマレーシアで不動産を購入する際の諸費用について、
RM100万（約3,000万円）の物件を例に具体的な金額を算出しながら解説します。
わかりやすいように1RM=30円で計算しています。
（１）印紙税
印紙税は不動産の購入価格に応じて段階的に課税されます。
・最初のRM100,000: 1%
・RM100,001-RM500,000: 2%
・RM500,001以上: 3%
ただし、外国人の場合には、物件価格にかかわらず一律4%課税されます。
RM100万の物件の場合、RM40,000 (約120万円)となります。
（２）弁護士費用
売買契約書(SPA)作成にかかる弁護士費用も物件価格に応じて1-1.25%程度です。
RM100万の物件で約RM10,000（約30万円)となります。
（３）州政府の合意取得費用
外国人が不動産を購入する際は州政府の許可が必要です。
この申請費用は約RM3,000(9万円)程度です。
（４） 仲介手数料
マレーシアの不動産取引では、
仲介手数料は基本的に売主側が負担する仕組みとなっています通常、
買主側は仲介手数料を請求されません。
売主側は、売買の仲介手数料として、
物件価格の3%を上限に支払うことになります。
（５）その他
ローンを利用する場合には、銀行のローン手数料などがかかります。
また、火災保険料は、対象面積によって異なりますが、
年間で物件価格の約0.1% = RM1,000 (約3万円)程度になります。
上記の費用を合計すると、
RM100万(約3,000万円)の物件購入時にかかる諸費用の総額
（ローン手数料を除く）は約RM54,000（約162万円）となります。
これは物件価格の約5.4%に相当します。
仲介手数料がかからない分、
日本よりも諸費用は抑えられるのではないでしょうか。
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