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専門家が斬る!真剣賃貸しゃべり場
【第364回】不動産鑑定士・住宅診断士
皆川 聡が斬る!③

マンション管理と住宅診断

不動産鑑定士住宅診断士の皆川聡です。

不動産投資とは若干お話が離れるかもしれませんが、
一都三県や大阪、名古屋、政令指定都市等にお住まいの方で、
マンションにお住いの投資家様も比較的多くいらっしゃるかとも思われます。
ですので、今回は、マンション管理において、
住宅診断が必須であることをお伝えします。

そもそも、マンションの管理に住宅診断を活用することは、
マンションの健康状態を把握し、
長期的なメンテナンス計画を立てる上で非常に重要であることは
皆さん当然の如く思われます。

そこで、マンション管理において、住宅診断の活用が必須な理由として、
今回は主なものを以下8項目を挙げてさせていただきます。

1.定期的な診断:
マンションの診断は定期的に実施することが大切です。
これにより、建物の状態を継続的に把握し、
必要な修繕を適切なタイミングで行うことができます。

2.修繕計画の策定:
上記住宅診断の結果をもとに、具体的な長期修繕計画を策定します。
これにより、予算の計画もスムーズに行え、
突発的な大規模な修繕による住民の負担を軽減できます。

3.安全確認:
地震のような自然災害が起きた場合、
建物の安全性を確認するためにも住宅診断は欠かせません。

4.住民への情報共有:
住宅診断の結果を住民に透明に報告し、
共有することで、住民の理解と協力を得やすくなります。

5.資産価値の維持・向上:
定期的な住宅診断とメンテナンスにより、
マンションの資産価値を維持または向上させることができます。

6.トラブルの未然防止:
住宅診断により、建物の劣化や損傷を早期に発見し、
大きなトラブルが発生する前に適切な対処を行うことができます。

7.エネルギー効率の改善:
住宅診断では、建物のエネルギー効率も評価される場合があります。
これを基に、エネルギーの効率的な使用方法を計画し、
コスト削減と環境負荷の軽減を図ることができます。

8.第三者としての視点、専門家とのコミュニケーション:
住宅診断を行うことで、建築や設備の専門家とコミュニケーションを取る機会が増え、
より専門的な知識をマンション管理に取り入れることが可能になります。

上記8項目から、マンション管理における住宅診断の活用は、
マンションの長期的な健全な管理に大いに寄与します。

診断結果をもとにした計画的な修繕や改修は、
快適な住環境の維持とともに、物件の価値を維持するための重要な手段と言え、
そのことからも住宅診断の活用が必須であると言えます。

今回は、ここまでとさせていただきます。
次回は、マンション管理会社の提案に対する第三者的な視点としての
住宅診断士(ホームインスペクター)の活用について、
さらに私が強く推奨する理由を、
その背景も含めて記載させていたただきますので、どうぞお楽しみにして下さい。

今回も最後までお読みだきましてありがとうございます。

皆さまの不動産投資がさらによろしい方向へ進んでいただきますよう
心よりお祈り申し上げます。
以上

ABOUT ME
皆川聡
株式会社Aoi不動産鑑定 大手不動産鑑定会社に約8年従事し、メガバンク、政府系金融機関、地銀、信用金庫、信用組合などの金融機関の担保評価をメインに約2500件の案件を携わり、国際線ターミナルの評価の実績もあり。 退職後、平成27年4月に開業。 開業後は、税務対策の鑑定評価や裁判調停等の鑑定評価での多数実績。住宅診断を反映した鑑定評価にて、より清緻な鑑定評価を行っており、鑑定評価額だけではなく、皆様の建物の日ごろのメンテナンスのポイントなどもご提案し、ご好評をいただいております。また2020年10月には、相続税の還付請求にて、他の不動産鑑定士が国税不服審判所にて否認された案件を、その後当職が不動産鑑定を担当。圧倒的な不動産鑑定評価により、東京地裁において、国税庁との裁判で無事完全勝訴しております。
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