コラムの題名が先に決まっていたのでタイムラグが生じてしまいましたが、今回は、昨年の11月27・28日に名古屋市内の吹上ホールにて行われた「賃貸住宅フェア2018in名古屋」の感想を書きたいと思います。
「賃貸住宅フェア」とは、㈱全国賃貸住宅新聞社さんが主催となって、毎年、仙台・東京・名古屋・大阪・福岡でおこなわれている賃貸住宅関係の見本市です。
主には賃貸住宅オーナーさんの勉強をテーマとしており、不動産会社さん、住宅設備・建材メーカーさん、リフォーム・リノベーションメーカーさん、それに法律・税務の専門家さん、投資業の方などがブースをだしています。
会場内でやるセミナーも大家さんの学びとなる内容が盛りだくさんです。
わたくしは、お客様がセミナーの講演をされたり、知り合いの方がブースを出したりするので、ここ4・5年続けて賃貸フェアに見学にいかせていただいております。
特にセミナーは、勉強になり多くの影響を受けました。
一番覚えているのが「沢 孝史」氏の講演です。
沢氏は一度コンビニを経営され、失敗されたうえで賃貸経営をはじめた方で、融資・中古・新築賃貸物件購入など多くの分野で著書ともども参考にさせていただいております。
お話も堅実で理論的でウィットに富んでいて私は大好きです。
また、ブースも勉強になります。特に設備関係は共同住宅に特化した設備案内が多く、最新の設備のトレンドを勉強させていただき、それをお客様に話させていただいたりしています。
今年は電子錠(スマートキー)に注目しました。
スマホ文化でスマホがカギ代わりになったり、カードキーになったりで入居者さんにも使いやすく、家主側も入退去ごとにカギを付け替えることをしなくてよくなったり、カスタマーセンターで開錠してもらえるので、カギを失くしたと連絡が入りにくくなったりでいいことが多いかと思いました。
早速、お客様にフェアをお勧めしたら、ご自身で賃貸フェアにいかれ
「先日つけてもらったよ」
とご報告をいただいたりもして、嬉しかったです。
賃貸経営も経営です。広く賃貸に関する情報をあつめて、自分の目で確かめて、自己の物件にあった設備をいれて、客付けを有利にする。
努力する大家さんの入り口として、「賃貸住宅フェア」も是非いっていただけるとよろしいと思います。
まとめ
・賃貸住宅フェアとは毎年、仙台・東京・名古屋・大阪・福岡でおこなわれている賃貸住宅関係の見本市
・フェアは賃貸住宅に関するブースとセミナーとの2つで構成されている
・大家さんの入り口としてお勧め
(事前、申し込みは必要ですが入場無料です。
また申し込みしたことにより変な勧誘が来たりは、私に関しては一度もないです)