よくある質問> 賃貸経営 > 修繕

Q自宅マンションを賃貸住宅に用途変更するためのリフォームは、今年と来年のどちらに実施した方がよいでしょうか。

今まで自宅で住んでいたマンションを、引越しを機に、賃貸に出そうと思います。今からリフォームすると、完成するのは、年末で、実際に賃貸するのは、来年からになりそうです。今年は賃料収入がないので、リフォーム費用を経費にするのは、来年の方がよいかと思っております。そうすると、リフォームも来年に実施した方がよいのでしょうか?

A

賃貸に供するためのリフォーム費用は、内容が原状回復であったとしても、修繕費として経費にすることはできず、全額が資産計上するものになります。つまり、減価償却として、毎年経費にしていくものになります。減価償却は、事業の用に供したときから、償却していくものになります。つまり、賃貸をする来年から減価償却が始まります。すると、今年にリフォームしても、来年にリフォームしても、来年からの経費になることには、変わりがありません。そうであれば、早めにリフォームして、早めに入居の募集をかけた方がよいのではないでしょうか?繁忙期を過ぎるとなかなか入居が厳しくなります。繁忙期に向けたリフォームスケジュールにするのがよいでしょう。