ブログ

専門家が斬る!真剣賃貸しゃべり場
【第440回】大家財務コンサルタント
小作 大和が斬る!③

不動産投資するエリアの選定と分析

皆さんこんにちは!
Kneesbee大家財務コンサルタントの小作です。

本日は、不動産投資する
エリアの選定と分析についてお話したいと思います。

不動産投資において
「どの地域の物件を購入するか?」といった
立地の選定はとても重要です。
個人的には、
「立地が全て」と言いたいほど
重要だと考えています。

投資エリアの選定
初めて不動産投資する方であれば、
トラブルの面で比較的土地感のあるエリアから
始める方が多いです。
遠隔地の場合だと、
何かあった時にすぐにかけつけることができなかったり、
委託の場合には管理会社さんが
何かあった時に即対応してくれるような
信頼関係ができてないと、
オーナー自身が苦労することになります。
また、交通利便性も考慮する必要があります。
理想は都心のターミナル駅の駅近であれば
文句ないと思いますが、
当然価額は高くなります。
逆に地方の駅から遠いところは、
立地的にハンデとなりますが、
そのエリアが
車を日常使うとなれば十分採算が取れる物件を
見つけることも可能です。
エリアによって物件価額や利回りが異なりますので、
自分の狙いたい物件基準を決めておくことが重要です。

投資エリアの分析
投資先が決まったら、
そのエリアについて色々な角度から調査することが必要です。
将来の街の発展が家賃相場にも影響します。
事前に調査する項目としては、
人口動態や世帯数の増減、
住宅着工戸数や持家比率、
家賃相場や設備などのデータを主に確認していきます。
また、エリアによっては鉄道や道路の整備計画、
駅前再開発等があるので、
自治体へ情報を集めたりします。
インターネットで不動産ポータルサイトでも
無料提供しているので、
簡単にご紹介します。

LIFULL HOME,S 不動産投資
⇒人口数、人口増減、家賃相場、そのエリアの賃貸住宅空室率を調べることができます。

suumo賃貸経営サポート
⇒そのエリアの家賃相場、周辺物件の設備状況を簡単に把握できます。

スマサテ ※最近流行しています。
⇒エリア、駅距離、築年数、間取り等を選択して、AIが家賃相場を調べてくれます

以上、今回は不動産投資物件の選定と分析についてお伝えしました。
繰り返しになりますが、投資するエリアはとても重要なので
参考にして頂ければと思います。

ABOUT ME
小作大和
≪執筆者のプロフィール≫ 小作 大和 (おざく やまと)  税理士法人事務所へ入所し、 相続不動産事業部に配属。 相続税申告、相続対策を中心に 担当しているクライアントは100%大家さん。 実家の不動産会社と兼業して不動産売買や土地活用提案等も行っている。 祖父から引き継いだ不動産の賃貸経営もしており、 自分自身も大家さんです。
さらに詳しく知りたい方へ