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専門家が斬る!真剣賃貸しゃべり場
【第467回】大家財務コンサルタント
小作 大和が斬る!②

利回り8%なのに儲からない理由

皆さん、こんにちは!
Kneesbee税理士法人の小作です。

今月は、不動産投資の初歩的な気になるテーマを
ピックアップしてお伝えしていきたいと思います。

2週目
利回り8%なのに儲からない理由

不動産サイトを見ると「利回り8%」「10%超」といった
数字が目に入ります。
ただ、その多くは表面利回りです。
これは「年間家賃 ÷ 物件価格」で
計算される単純な指標で、
実際の経費は含まれていません。

実際の経営では、管理費、
固定資産税、火災保険、原状回復費、
そして空室期間の家賃減少が発生します。
例えば年間家賃240万円でも、経費が60万円かかれば
純収益は180万円。さらに年間ローン返済が150万円なら、
手元に残るのは30万円です。
この“手残り”が本当の利益、つまりキャッシュフローです。

金融機関が重視する指標に返済余裕率というものがあります。
純収益を年間返済額で割った数値で、
1数字が高いほど、返済に余裕がある状態です。

利回りはあくまで入口。本当に大切なのは、
家賃が少し下がっても、空室が出ても、
それでも回る設計になっているかどうかです。
少し保守的に見るくらいがちょうどいい考えています。

ABOUT ME
小作大和
≪執筆者のプロフィール≫ 小作 大和 (おざく やまと)  税理士法人事務所へ入所し、 相続不動産事業部に配属。 相続税申告、相続対策を中心に 担当しているクライアントは100%大家さん。 実家の不動産会社と兼業して不動産売買や土地活用提案等も行っている。 祖父から引き継いだ不動産の賃貸経営もしており、 自分自身も大家さんです。
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