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専門家が斬る!真剣賃貸しゃべり場
【第六回】ファイナンシャル・プランナー
駒﨑 竜が斬る!②

大家さん生活設計と資金計画②

こんにちは。ファイナンシャル・プランナーです。
前回は、将来生活設計も賃貸経営資金繰りもライフサイクルから考えることが大切だとお伝えいたしました。
そもそも、賃貸経営資金繰りを把握していなければ、給与(生活費)を決定することが
難しいと思いますで、将来生活設計は立てようがないと思います。

ですから、少なくとも、アパートローン返済額増加、室内設備交換費用、家賃相場
下落予測、税金増加額と時期、大規模修繕工事費用は、事業計画書や資金繰り表に数字で落とす必要があるでしょう。

大家さん自身がこれらを把握することが大切ですが、いつ時期にいくらくらい資金が
必要なかが分からない場合は、専門家に相談しましょう。

事業資金計画

さて、賃貸経営資金繰り表が作成できている前提で、資金計画について考えてみましょう。

ある一定時期に資金を準備する方法は、貯蓄や融資になりますが、なるべくなら貯蓄で準備できるように計画をしておきたいです。

ここで重要になるが「お金を長く持ち続ける能力」です。
実は、「お金を稼ぐ能力」よりも養うが難しいと言われている能力です。

人間には物欲がありますで、お金を稼いだ後には使いたいという衝動が現れ、感情をコントロールし続けるは難しくなるからです。
例えば「頑張った自分へご褒美」、「計画していなかった物件小規模バリューアップ」など、「これくらい使うは大丈夫だろう」という考えが続けば、計画通りにお金は貯まりません。

ですから、家賃収入が入金される口座から、「定時定額強制貯蓄」を行うことが良い方法となります。一般的には、先取り預金と言われている方法です。

毎月一定額が家賃口座から引落しされれば、勝手にお金が貯まる仕組みができあがります。

さらに、先取り預金はいつでも自分で引き出せるようなネット銀行自動積立定期ではなく、わざわざ解約しないと引き出せないような、手に届きにくい貯蓄にするが、長く継続をするコツです。

そして、先取り預金が引かれた後収入で、運転資金と必要経費(給与含む)やりくりを考えれば良いということになるです。

ABOUT ME
駒﨑竜
エターナルファイナンシャルグループ株式会社。代表取締役 ファイナンシャルプランナー。 中古車販売会社の取締役時代に資金調達・会計・税務など年商50億円の会社経営に携わった後、大手アパート専業デベロッパーにて土地活用の経験を積み2007年に起業。FP個別相談数は1,500世帯。損保・ローン19年、生保15年、投資家経験13年、融資5年、証券・海外投資3年のキャリア。
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