日産のカルロス・ゴーン会長が逮捕された。
巨額な役員報酬を少なく見せ掛けた疑いで、金融商品取引法違反にあたるとのこと。
会長解任も決まった。
カルロス・ゴーンと言えば、コストカッターという異名を持ち、大胆なリストラを行って、低迷していた日産をV字回復させた功績を持つ。
犯した罪は償わなければならない。
しかし、カルロス・ゴーンが行ってきた全てが否定されるわけではないと思う。
私は、本を読んで、心に留めておきたい名言を、スマホにメモしておくようにしている。
ふと読み返してみたら、カルロス・ゴーンの名言があった。
会社が成功するうえで計画が持つ重要性はたかだか5%だ。
残りの95%は実行にある。
素晴らしい計画を作っても、実行しなくては全く意味のないことだ。
私は今でも、(大家さんを含む)経営者として成功する条件は、「実行力があること」だと思っている。
〇リスクばかりを恐れて動けない人
〇批判を恐れて動けない人
〇責任を取りたくないから決断できない人
〇悪いところを見つけるばかりで結局やらない人
なんだかんだで、実行できる人って少ないのだと思う。
少ないからこそ、実行するだけで成功するのに、とも思う。
(無謀な実行という人も中にはいますが。。。)
今回カルロス・ゴーンがやったことは、許されないことかもしれない。
しかし、彼は「実行する」ことで、V字回復を成し遂げたのは紛れもない事実だ。
もしかしたら、そのやり方に強引さがあったり、(リストラによって)犠牲になった人もいるのかもしれない。
それが正解か不正解かもわからない。
今回の事件によって、そのやり方すら批難されることになるのかなと思うと、少し悲しくなる。
一つの欠点で、全体が否定される風潮があると感じる。
しかし、あえて言わせてもらえれば、
「実行してない人間が、実行している人間を果たして批難できるのか。」
実行してきた人間しか、その場の判断や考えはわかりえない。
結果だけを見て、批難する人間にはなりたくない。
批難を恐れて、実行できない人間にはなりたくない。
経営がんばろうっと。
まとめ
・成功する条件は、実行力!
・やっちゃえオレ。
引き続き書籍の方も応援よろしくお願いします!!
『税理士大家流 キャッシュが激増する無敵の経営』
ぱる出版より10月31日発売 定価1,620円
手残りがマイナスの状態の実家のアパート経営を立て直した私の結論は、
「手残りを増やすには、1 収入を上げる 2 支出を減らす 3 税金を抑える、3つの方法しかありません」
この本は、税理士大家として培ってきたこの3つの財務改善テクニックを余すことなく書きました。
いわば私の経験の集大成です。
これから大家になる人も、現役大家さんも是非ご覧ください!