不動産の本質に目を向けよう ①
はじめまして。不動産鑑定士・一級建築士の田口 陽一です。
皆様、いつも不動産の何に着目していますか?
利回り?立地?価格?
不動産投資家、家主の皆さま、今回の私の4回シリーズは、不動産
【第1回】数字に目を奪われていないか
【第2回】お金を増やすことに偏っていないか
【第3回】その不動産を残すことにこだわり過ぎていないか
【第4回】金融緩和と資産価格のバランスを忘れていないか
こんな切り口で考えてみましょう。
【第1回】数字に目を奪われていないか
皆さん、販売図面や不動産会社の物件情報を見る時に、机上の数字
数字を見るのは当たり前だろ!
という声が聞こえてきました。
確かに!
それも大事なことです。
でもその数字の背景を想像し、分析し、予測すること。
その数値は将来どのように変動する可能性があるのか、その数字は本当に正しい数字なのか疑ってみるなど、数字をあてにしないで不動産を直観でみることも大事だと思います
これから、「AI不動産査定」とか「AI不動産投資」なども世の
そのために必要なことは、やはり自分なりの仮説や切り口です。
投資哲学や信念といったことも案外重要だと思います。
膨大なデータや情報の中で、自分自身は何を優先するのか、自分の家族構成や法人の事業構成を考えた時に、マッチングする不
AIがいかに発達しても、「その投資家の好み」「その投資家の優
だからこそ、数字だけを見ない。
・数字以外をみる。
・数字の背景を見通す。
こういった抽象的な思考力が大事だと思います。
こういった思考は、どう養うか。
私自身も修行中の身。あくまで個人的意見ですが、数多くの不動産
一朝一夕にはいきませんね。不断の勉強、井戸水の如く湧き出すよ
それではまた来週。