こんにちは!今回は消費税についてお話したいと思います。
消費=ご飯を食べたり電気を使ったりすることですね。
消費ができるくらいお金に余裕があるのだから税金を負担してね、という考え方ですね。
(お金に余裕がなくてもお腹はへると思いますが…)
消費税は誰が納めるの?
消費税の仕組みは、税金を納める人≠実際に負担する人
①AさんがBさんにパンを108円で販売
②Aさんは受け取った消費税8円を納税
③今度はBさんがCさんにパンを324円で販売
④Bさんは受け取った消費税24円から支払った消費税8円を差し引いた16円を納税
⑤結果としてCさんが消費税24円を負担
どんな取引に消費税がかかるの?
何でもかんでも消費税がかかる…のではなく、4つの要件を満たしている取引です。
①日本国内において行うもの ⇒海外ならかからない
②事業者が事業として行うもの ⇒趣味ならかからない
③対価を得て(有償)で行うもの ⇒タダならかからない
④資産の譲渡、資産の貸付け、役務の提供 ⇒売買、貸付け、サービスのみ
では、恒例のクイズです!
次のうち消費税がかかる取引はどれでしょう?
①ハワイ旅行でマカダミアナッツを買ったら?
②サラリーマンがマイカーを売ったら?
③結婚式でご祝儀を渡したら?
④台風被害で保険金を受け取ったら?
⑤大家さんが家賃収入を受け取ったら?
正解は…
⑤です!
えっ!そんなはずない!と思った方が多いと思いますが…
それでは確認してみましょう!
・日本にある物件を(国内)
・大家さん=不動産賃貸業(事業)
・家賃収入をもらって(対価)
・住宅を貸付けている(資産の貸付け)
やっぱり4つの要件を満たしていますよね?
ただ、皆さんご存知の通り、実際には家賃収入には消費税がかかっていません。
では、なぜ消費税がかからないのでしょうか?
次回ご説明します。
まとめ
・税金を納める人≠実際に負担する人
・4つの要件を満たしたら課税対象
・消費税を払わないとご飯は食べれません。