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森広忠の名古屋大家道 第三十六回
『地主さんのための賃貸経営術④ ~意識改革3~』


私には3つ年上の妻がいるのですが、先週の5月30日で結婚10周年になりました。

税理士として独立し、誰も叱ってくれることのない私を、叱って励ましてくれる素晴らしい妻です。毎日感謝して暮らしています。

今回は意識改革その3として「危機意識を持って」というお話を書きます。

私の親類や顧問先には地主さんやそのお子さんが多いのですが。

自らの土地や不動産ビジネスに対して人任せで、他人事のような、
危機意識のない方がたまにみえます。

意識改革の1にもかきましたが、不動産を持つということ・相続するということは
「非常にありがたいこと」になります。

なんせ、サラリーマンの生涯年収が2億から3億円というなかにあって、
時価が5000万円なり、1億円なりの不動産を相続できることは、
大変ありがたいことです

「よく宝くじにあたらないかなぁ」

という話をしている人がいると思いますが、
不動産を相続できることは、宝くじに当たるよりいいかもしれません。

宝くじは、パッと当たり使ってしまえばそれでおしまいです。
身につかないお金をもらえると、無駄に使ってしまう方も多いらしいです。

しかし、不動産を相続し、売却して現金化すれば、それで助かるでしょうし、
運用できる土地ならば、運用して年金の代わりに預金を徐々に増やすことができます。

不動産を相続したほうが、親族間でノウハウもあり、
運用についても経験値からアドバイスも受けられます。

そんな中でも、ご自身の仕事や家事の忙しさや、わずらわしさから、
土地や不動産ビジネスを、いやがる方は多くみえます。

気持ちも、わかります。

やったことのないことだろうし、望んで地主の家に生まれたわけでもないでしょう。

しかし、ご自身が地主になった場合は、
意識を変えてなにかを決断していかなければなりません。

 

「売るなら売る」で高く売れる方法にフォーカスして売り方を考えた方がいいです。

「貸すなら貸す」でどうしたら今ある土地やアパート・マンションを高値で、あますことなく貸すにはどうしたらいいかを考えた方がいいでしょう。

「保有するなら保有する」でも、いつまで保有するか、何のために保有するか、
一定期間保有後は何に利用するか考えなければなりません。

私の知り合いには、一戸建てやマンションを相続で引き継ぎ、ご自身やご兄弟も自宅があるため、なんとなく売らず・貸さずで所有されている方がみえます。

値上がりが期待できる場所なら所有し続けるのもいいかもしれませんが、
現在のようなスピードの速い時代に、決断をしないのはもっとも悪い選択になります。

固定資産税も毎日かかります。
使わないと建物の給排水設備はどんどん悪くなっていきます。
マンションならば修繕積立金や管理費も毎月かかり続けます。

土地を所有したら他人事ではなく、自分事。
誰かが決めてくれるのを待つのではなく、不動産の所有者の自分が決める
決断が1日・1日遅れれば、1日・1日費用が掛かっていく危機意識を持つ

そういった意識改革が必須であると、
税理士として多くの地主さんにお会いする立場の人間として考えています。

まとめ

・土地やアパート・マンションなど不動産を所有したら所有者が、どうするか決めなければならない

・「売るなら売る」、「貸すなら貸す」、「保有するなら保有する」で、なぜそうするか決める

・決断が遅れれば費用が掛かっていく、危機意識をもって意識改革をしていかなければならない。

ABOUT ME
森広忠
森広忠
名古屋市出身、名古屋経済大学大学院卒業後、2008(平成20)年シンプルタックス森会計【森広忠税理士事務所】設立。税理士として、個人事業・中小企業の顧問を行う。実家が古くからある地主で、不動産賃貸業をアパート、貸倉庫、貸地、貸家、月極駐車場で営んだ経験あり。 顧問先に不動産賃貸業者が多く、不動産・不動産管理会社を利用した所得税・法人税・相続税の節税相談の経験が多くある。
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