~大家さんの“生命保険”を考える~ その1
こんにちわ。
保険×不動産マイスター 津曲(つまがり) 巖(いわお)より、お届けいたします。
今回は多くの方々が加入されている『生命保険』について考察してみます。
第一回目は、生命保険の全体像をみていきます。
●生命保険「3つの基本形」とは
生命保険の名称はいろいろな名前がついています。一般の方にはどれが、どんな保障なのか
知る手段がありません。まずは、保険の機能に着目すると整理しやすくなります。
目に見えない「保障」を「見える化」すると「3つの基本形」となることがわかります。
【生命保険『3つの基本形』】
1.終身保険 → 保障が一生涯続く
2.定期保険 → 保障が切れる(一定期間の保障)
3.養老保険 → 保障が切れるが「保障と同じ金額の満期金」を受け取れる
このように、難しい生命保険も形にすると、一生涯保障が続く「終身タイプ」と一定期間の保障の「定期タイプ」、そして一定期間の保障ですが保障額と同じ「満期金」を受け取れる「養老タイプ」の3つに集約されます。
●「3つの基本形」と「保障」の関係
上記「3つの形」にそれぞれいろいろな「保障」がついて「生命保険」はできています。
保障内容も「3つ」にくくってみるとよく理解できるようになります。
1.死亡(高度障害、病気、ケガ)の時
2.病気(病気、ケガ、ガン)の時
3.生きて使える保障(三大疾病、介護)の時
それぞれ【大家さん】としてどんな保障が必要か。
例えば、相続対策で生命保険を考えると、
保険の形は1.終身タイプ=保障期間は一生涯(いつ万一が起こるかわからない)
保障内容は1.死亡時もしくは3.生きて使えるのどちらかもしくは両方を バランスよくか。
おひとりおひとりのお考え、家族構成、資産内容等によってご加入の形は様々です。
『生命保険料』もランニング・コストとして考えるべきで『費用対効果』を
最大化するために大家さんの側に立った専門家と一緒に考えることが必須ですね。
次回から、具体的に生命保険の活用を考察していきます。