梅雨に入り、雨が降らない日は急に暑くなりました。
名古屋は30度越えの日が多く、暑い日はクーラーを付けて常時仕事をしています。
毎年、プランターで夏野菜を育てているのですが、今年は、オクラを育ててみました。
写真は、オクラの花と、できたオクラです。
オクラって花が咲き、簡単に育てれるのだと思いビックリしています。
さて、今回は地主さんの意識改革の最後として、私がいつも思う心の支えにしている、名言を紹介させていただきます。
地主さんというのは、なりたくてもなれない、生まれながらのことが多いです。
しかし、地主になったことを恨むこともあるかもしれません。
「なんでこんな土地やアパート・マンションを受け取ることになったのだろう?」
「こんなに高い固定資産税を払い続けるなんて!」
という風に思うこともあると思います。
私がいつも思うのは、事業や土地・建物を相続してもすべて他人任せ、
自分の責任感を持たない人がいるということです。
事業や土地・建物を相続するということは、
先代や先々代以上が苦労して築いたものを受け継ぐことになります。
それを他人任せ、責任感を持たないのは、受け継いだ人そのものの起源を否定し、
自身の重要感をも傷つける結果となります。
是非、意識を変えて
「この程度の資産受け継いでへこたれるものか、もっと大きくしてやる」
という思いで、ご自身を大きくしていただければと思っています。
私の好きなオーストリアの精神科医、ビクトール・E・フランクルの言葉に
「倒れそうな建築は、屋根に重荷を乗せるとしっかりする。人間も、負担を背負った方が強い。」
斎藤啓一著「フランクルに学ぶ生きる意味を発見する30章」日本教文社より
という言葉があります。
事業や土地・建物という負担を背負った方が、人としてより強く、より高みに達せられるのではないではないでしょうか。
また、経営コンサルタントの故 一倉定氏は
「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である。」
と述べています。
一倉定著「一倉定の経営心得」日本経営合理化協会出版局より
一倉氏は、いくつもの現在に残る有名優良企業の社長を叱りつけ、生き永らえさせた有名コンサルタントの方ですが、これを大家さんにあてはめるのならば、
「修繕費が高いのも、入居者が決まらないのも大家の責任である。」となるでしょうか。
見積りをしても修繕費が高い。
コロナウィルスという外部環境で、入居が決まらない。
そう、つぶやいても何も変わりません。
「どうしたら修繕費を安く適切にできるか?」
「入居者さんは部屋に何を求めているのか?」
を考え続け、努力し実行していくのがこれからの大家さんの意識のあり方になると思います。
まとめ
・事業、土地・建物を引き継いでも他人任せ、無責任ではいけない
・人間は負担を持った方が強い。負担を跳ね返す人間的成長を遂げるのが意識改革になる
・大家業がうまくいかないのは大家さんの責任。近隣でうまくいっている大家さんも必ずいる。どうしたら、うまくいくか考え続け、努力し実行するのがこれからの大家さん