最近、クレジットカードでの納付についてお問い合わせを受ける機会が増えてきました。今までは手数料部分(デメリット)にばかり目がいっていましたが、この機会に改めてメリットとデメリットについてまとめてみます。
1. クレジットカード納付でのメリット
クレジットカードでの納付によるメリットとしては、以下の点があります。
・ポイントが貯まる
カード払いにすると税金の支払いがクレジットカードのポイント還元の対象となり、カードにもよりますが支払金額のうち何パーセントかが還元されることになります。ただし、1万円ごとに76円(税抜)がかかりますので支払金額にもよりますが、「ポイント-手数料」分お得になります。
・手間がかからない
銀行などの金融機関の窓口へ直接納付に行く必要がありませんので、かなり楽です。
・24時間365日利用が可能
夜間休日を問わず(メンテナンス作業時間以外)利用することができます。
2. クレジットカード納付でのデメリット
クレジットカードでの納付によるデメリットとしては、以下の点があります。
・手数料がかかる
クレジットカードでの納付には、10,000円ごとに76円(税抜)の手数料がかかります。カードごとの還元率を確認して利用しましょう。
・利用限度額以上の納付ができない
クレジットカードの利用限度額までの範囲内での納付となりますので注意が必要です。
・領収書が発行されない
クレジットカードで納付をすると、個別に領収書は発行されません。納税後のメールなどによってしか証明できませんので注意です。
・納税証明書の発行に時間がかかる
クレジットカードで納付をすると、納税証明書の発行に通常より期間を要するため、「早急に必要!」という場合には注意です。
まとめ
・クレジットカード納付はカード還元率を確認して利用しましょう。
・高額納税の場合は、カードの限度額にご注意ください(また、国税クレジットカードお支払いサイトは1,000万円までの納付に対応しています。)。
・私も今年はチャレンジします!