3月29日に私の新刊が出版されました。
「相続したボロ物件どうする?賃貸アパート経営の道しるべ」(税務経理協会)1,900円(税別)
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この本で最も伝えたかったのは、大家さんの事業承継です。
私は、大家さんの事業承継に危機感を抱いています。
というのも、不動産を承継すれば、事業承継が完了すると思っている人が多いのです。
それは事業承継ではなく、資産承継です。
賃貸業は事業です。
事業承継を事前に準備して行わないと、相続しても事業ができないことが起こっているのです。
何とかこの事実を伝えたくて、健美家で連載しているコラムでも書きました。
https://www.kenbiya.com/ar/cl/zei/73.html
その中で書ききれなかった事例があります。
◯子どもが相続対策に協力的ではない場合
「相続対策どうすればいいですか?」と子ども側から相談されることがほとんどですが、中には親側から「子どもが相続対策なんてしなくてよい」と言われることがあるようです。
そんな相談を受けて、私が言うことは、
「お子さんは、どんな財産を持っていて、どのくらい相続税がかかるのかを把握されていますか?」ということ。
親側から、ほとんど財産状況などを開示しない場合が多いのです。
そのくせ、子どもには相続対策の協力を求めているのです。
これでは、相続税がいくらかかるのかイメージがつかず、面倒なことをしたくないと思ってしまうのです。
相続があるとどのくらい大変なのかイメージができないと行動できないのです。
子どもに過度な期待をさせてはいけないからと、財産を開示しない親御さんが多い傾向にあります。
しかし、そのことで対策ができないのは本末転倒でしょう。
全てオープンにすることから事業承継は始まります。
子どもとしっかりと対話していきましょう。
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まとめ
・新刊よろしくお願いします!
・賃貸業は事業
・相続の第一歩は『対話』