熱中症と断熱材について
皆様、こんにちは、不動産鑑定士・住宅診断士の皆川聡です。
コロナは相変わらずですね。
今後につきましても注意は必要になりますので、
皆様におかれましては、引き続き御留意下さい。
とは言いましても、この時期、もっと怖いのが、熱中症です!!
昨年都内の8月17日時点のコロナを原因による死者数は9人に対し、
熱中症を原因とする死者数は、なんと!53人!で、
コロナの約6倍!
その中で屋内では26人と、全体の約半分の割合です。
また、そのうち23人はエアコンを不使用(または夜オフにする)とのことです。
私も実は午前、格闘技エクササイズの動画を撮る準備のため、 スポーツジムで格闘技エクササイズをしました。
勿論コロナ禍の中、ソーシャルディスタンスを確保し、かつ、マスク必須の状態です。
そのような中、最後にはマスクがびしょ濡れで、激しい突き蹴り中、
呼吸をする度に、マスクが風船のように膨らんだり、しぼんだり!
呼吸が苦しい中、体育会出身ということもあり、我慢して最後まで何とか続けました。
しかし、その夜の仕事帰り、なんと、千駄ヶ谷駅のホームで嘔吐、
ふらふらで帰宅できず、飯田橋の事務所になんとか逆戻りできました。
結局熱中症にかかっていました。
昼間は、軽い頭痛程度でしたが、熱中症になるとまずいな!と思い、
水分をかなり多めに取りました、
しかし、それ以上に、頻繁にたくさんの尿が
体外にでてしまうという状況でした。
(お食事中にお読みになっている方がいらしたら、ごめんなさい!)
どうやら、水分をとる際に、砂糖と塩を一緒にとらないと、
水分と一緒に、体内のミネラル等も一緒に外に抜け、 身体がミネラル不足になるとのことでした。
帰宅途中、ポカリスエット1.5Lを2本購入し、 その夜に1本、翌午前中に1本と全部摂取し、
その他、塩分チャージの飴を2種類も補給し、
なんとか、月曜日に復活できました。
熱中症は後遺症もあるので、
十分に気を付けた方がよろしいようです。
そもそも、その要因として考えられるのは、私の自宅のマンションが、
3階建ての最上階南西角部屋にあり、断熱材もしっかりしておらず、
昼間温まった壁が、夜になると部屋内へ放熱を開始します。
仕事道具である住宅診断の機械として赤外線センサーを保持していますので、
それで天井や梁の部分を計測すると、なんと40度を超えています。
梁部分を手で触ると熱いのです。
夜エアコンはつけておりますが、流石に寝苦しいです。
そのような状態が続いたせいもあり、熱中症にかかってしまったようです。
その対策として、マンションの屋上に太陽光パネルを敷き、
遮熱効果とともに、光熱費の節約などを以前から考えていましたが、
今年は本気で考えるようになりました。
今では、100Wあたり、3キロの重量のパネルもありますので、
それらを敷いて何かできないかと企んでおりますが、
マンションの管理組合との調整が必須ですので、
さて、どうなることやら。。。というイメージです。
最上階の角部屋でもマンション建築の時期と断熱材次第で、
やはり価値に影響が出てくる結果と言えます。
そのような対策をとっている建物はあまりないので、
いくら最上階と言っても、マンションの価値に、影響が生じてくると言えます。
今回は、このような熱中症を甘く見てはいけない事件が私の身におきましたので、 この場をお借りして、ある一人の不動産鑑定士・住宅診断士の視点から、
今回のコラムとさせていただきました。