ブログ

法律の試験なのに暗記しない?!|私の履歴書⑨~司法書士試験。暗記しない勉強法とは?~

渡邊浩滋の賃貸言いたい放題 第七十七回

私の履歴書⑨~司法書士試験。暗記しない勉強法とは?~

渡邊浩滋総合事務所の10周年の節目として自分自身のことを振り返っています。

法律の試験で『暗記せずに解く』やり方を編み出す

「暗記に頼る勉強ではダメだ!」

覚えない勉強法が必要だ。
つまり、覚えていなくても、考えるプロセスを間違わなければ正解にたどり着くことができる。
(例 法律の趣旨からすると◯◯という考えがあって、Aが正しい。そういえば△△という規定があったな。すると正解は□□だ)
このやり方は、後の税理士試験や仕事にも大きく役立ちました。

具体的に何をしたのか

具体的には、問題を解いて正解することよりも、解説を見ることに時間をかけました。
「そもそもこの規定はどんな趣旨で作られたのか。」
趣旨・背景をしっかり理解していきました。

そして、似たような規定や結論が異なる紛らわしい問題があったら、どこが違うのか、なぜ違うのかを考え、一緒に覚えるようにしました。
そして、似たような規定、具体的な判例を調べて、まとめテキストに書くようにしたのです。

できる限り、一つのテキストに情報をまとめる一元化をしていったのです。
情報が整理されると、暗記しなくても覚えられるようになっていきました。

自分に合った勉強法を見つけた結果

この勉強法が確立されていくたび、成績がぐんぐんと上がっていったのです。

当時は、何かに取り憑かれているように勉強していたと思います。
誰とも会話をせずに一日を過ごすこともしばしば。

勉強が苦しいと思ったことはありません。法律の勉強が自分に合っていたのだと思います。
しかし、まわりの友達は、就職活動を始めて進路が決めていくのを横目で見ていて、焦りは感じていました。

「もし不合格だったらどうしよう」

不安を打ち消すように、また勉強に打ち込んでいきました。

いつしか成績は全国模試で7位が取れるほどにまでなっていったのです。

「次の試験に落ちても30歳までには合格できるでしょ。」

という楽観的な気持ちと

「次の試験に落ちたら、これ以上の勉強法がわからない。」

という不安な気持ちが入り混じりなら、本番の試験を迎えるのです。

続く。

 

《渡邊出演セミナー情報》
8月21日( 土 )福岡( 博多駅近く )でセミナーをやります。

健美家コラムニストの赤尾さんも一緒に出演されます。是非、ご参加ください。

☆申し込み・詳細
https://www.kenbiya.com/sm/f/fukuoka/t-g/pt-0/dt_40871jfx/

 

《新刊のお知らせ》
新刊が出版されました。
「相続したボロ物件どうする?賃貸アパート経営の道しるべ」(税務経理協会)1,900円(税別)
新刊の詳細はこちらから

《お知らせ》
メルマガで税務相談ができる!
無料メルマガやっています!!是非ご登録ください。
登録はこちらから

渡邊浩滋 税理士のブログ
『渡邊浩滋の賃貸言いたい放題』

公式youtubeチャンネル
『大家さんの知恵袋』

ABOUT ME
渡邊浩滋
大家さん専門税理士事務所、渡邊浩滋総合事務所代表。当サイトを運営する大家さん専門税理士ネットワーク「Knees(ニーズ)」代表。 自らも両親から引き継いだアパートを経営する大家であり、「全国の困っている大家さんを助けたい」という夢を叶えるべく日々奔走している。 全国でのセミナー出演、コラム執筆等多数。
さらに詳しく知りたい方へ