森広忠の名古屋大家道 第56回コラム
『目標をもって始めよう!』
令和4年10月より森広忠税理士事務所は
「Knees bee税理士法人 名古屋支店」になりましたが、
私は個人で税理士事務所を始めたころから2つの目標を立て、
それをクリアーしながら、経営してきました。
〔長年、仕事の時は持ち歩いている経営計画書。目標を書くと
不思議と大体達成されていく〕
1つ目は「売上高」
「売上高」は、どれだけ多くの方に、
多くの顧問料を払っていただけたかの指標になります。
多くなれば、それだけ多くの方のお役に立てたということであり、
減少していれば、お役に立てなかったと思っています。
当事務所の1年目の売上は○○〇万円を目指し、2年目は□□□万円といった風に、
経営計画を立て、その計画書を常に持ち歩いていました。
昨年の13年目の売上高は、△△△△万円で、計画より実績は数百万円多かったです。
これも、お役に立てたことが数字であらわされた結果だと思います。
2つ目は「手残り」
「手残り」とは、1時点の現金・預金を足した合計額をいいます。
昔受けたセミナーで「もうかったと思うときは?」というお話がありました。
皆さんは、もうかったと思うときは、どんなときでしょうか?
そのセミナーでは、もうかったと思うときは、
「金庫を開けると金がある」
「通帳に金がある」
ときと言われていましたが、シンプルですがその通りだと思いました。
そのため、税理士事務所を経営していて、
または皆さんのように大家さんであって、利益が出ていても、
「金庫を開けてもお金がない」
「通帳に金がない」
であったら、もうかってはいないと思う、といいかえられます。
不思議なことに、経営のアドバイスをする税理士でも、もうかっていない方はみえ、
世間からすると、資産家の代表のようにいわれてしまう、大家さんでも、
もうかっていない方はみえます。
前に、大家さんにセミナーで
「賃料収入の10%は貯蓄してください」
というお話をしたら、
「無理だ」、「貯めれるわけない」といわれる方が、たくさんみえました。
また、当事務所のお客様だった方でも、賃料収入は何千万円もあるのに、
「手残り」がなく、店子さんから預かった敷金・保証金の残高より、
預金残高が少ない方もみえました。
その方は、私があまりにうるさく
「節税保険や新車なんかにお金を使わず貯蓄をしないとダメですよ」
というため、当事務所をやめてしまいました(それ以外でも私がダメなところもあったと思います)。
ありがたいことに、当事務所では、事務所のお金と個人のお金とを区別し、
経費や事業主貸(個人事業主での私用金)を使いすぎないことで、
「手残り」の計画も、無借金で計画を越えて達成することができました。
令和4年10月より「Knees bee税理士法人 名古屋支店」になりましたので、
税理士法人でも「目標をもって始めよう!」と思います。
名古屋支店では、お客様が所有している「戸数」を1つの目標にしたいと思います。
令和4年9月末時点で、当事務所で調べると「戸数」が○○○戸ありました。
渡邊総合事務所で管理している「戸数」は、先日代表の渡邊税理士に聞いたところ、
□□□□戸とのことでした。
5年以内(令和9年9月末まで)に、
名古屋支店での『戸数を1.5倍以上にする』ことを目標にしたいと思います。
目標をもって、ワクワクしながら、税理士法人でも仕事を進めていけたらと思っています。
※○○○など、伏字のなかみはセミナーなどでお会いしたら聞いてください。
まとめ
・税理士事務所経営・大家業でも『目標をもって始める』のが大事。
・「売上高」、「年手残り」と「手残り累計」、「賃料収入」そして
「戸数」は、目標の一つになる。
・目標はワクワクするものに。
楽しんで、周りに感謝しながら
達成を目指していけるものにするといいです。
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