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私の履歴書(62)~賃貸経営は右肩下がりのビジネスモデル③~

渡邊浩滋の賃貸言いたい放題 第138回

2022年10月4日渡邊浩滋総合事務所は、Knees bee税理士法人に生まれ変わりました。

大家さん専門税理士として開業10周年の節目として自分自信のことを振り返っています。
2021年12月4日に丸10年を迎えました。
10年やってこられたのも、支えてくださった皆様、スタッフのお陰です。
今後ともよろしくお願いいたします。

賃貸経営は右肩下がりのビジネスモデル③

「賃貸経営は右肩下がりのビジネスモデル」
ということを伝えていくことが私の使命だと思っています。

別の言い方をすれば、
「今のキャッシュフローがピーク」

ということ。

今この瞬間が、最大に手残りが残る状態ということを
常に意識することが大事なのだと。

賃貸経営で失敗する大きな原因は、
今のキャッシュフローが永遠と続くという錯覚をしていまい、
お金の無駄遣いをしてしまうことです。

右肩下がりを知らなかったことが原因なのです。

キャッシュフローが回らなくなった大家さんに、
借り換えなどによって融資期間を延ばすことを提案することがあります。

融資期間を延ばすことによって月々の返済額が減って、
資金繰りが良くなります。

しかし、根本は改善されていないのです。
借入金額の総額は減っていません。

右肩下がりの状況も変わっていないのです。

目先のキャッシュフローが良くなっただけではあります。

私が意図するところはそこではありません。
『右肩下がりのビジネスモデルと気づいた上で、賃貸経営をリスタートする』
お金の管理ができれば賃貸経営の失敗は格段に下がると思います。

お金の管理は将来のお金の管理です。

どうすればお金の管理の大事さに気づいてもらえるのか?

その答えが「賃貸経営は右肩下がりのビジネスモデル」と伝えることなのです。

(続く)

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ABOUT ME
渡邊浩滋
大家さん専門税理士事務所、渡邊浩滋総合事務所代表。当サイトを運営する大家さん専門税理士ネットワーク「Knees(ニーズ)」代表。 自らも両親から引き継いだアパートを経営する大家であり、「全国の困っている大家さんを助けたい」という夢を叶えるべく日々奔走している。 全国でのセミナー出演、コラム執筆等多数。
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