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主要都市の単身者向け賃貸住宅の家賃動向について

コラム:小作大和の諦めたらそこで賃貸経営終了

主要都市の単身者向け賃貸住宅の家賃動向について

皆さんこんにちは!

Knees bee大家財務コンサルタントの小作です。

今回は、主要都市の単身者向け住宅(30㎡以下)のマンション、
アパート別の平均募集家賃動向を見ていきたいと思います。

先日アットホーム様とお打ち合わせする機会がありまして、
こちらのデータを頂きました。

今、募集している家賃と比べてどうなのか比較できる一つの指標になると思いますし、
募集家賃はどの地域が上がっているのかも分かりますので、
ぜひ参考にして頂けたらと思います。

 

前提条件としては以下になります。

・2022年9月時点の平均募集家賃と、前年同月を比べる

・マンション、アパート別に30㎡以下の賃貸物件の家賃金額

・入居者が1ヵ月に支払う「賃料+共益費、管理費」を家賃金額としています

・上昇率のTOP3を発表

・主要都市 → 首都圏1都3県、札幌市、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市

 

  単身者向けマンションの上昇率TOP3

それでは、まず単身者向けマンションの上昇率TOP3です。

3位 → 東京都下(23区外) +1.4% 57,534円

2位 → 千葉県 +2.7% 62,840円

1位 → 埼玉県 +2.7% 58,758円

千葉県と埼玉県が同率で上昇しています。
千葉県と埼玉県は2015年1月以来最高値を更新ということになっています。
東京23区の不動産価格が上がっており、
東京へもアクセスしやすい隣県へ人が流れていることがあるようでした。
東京都下も上昇している要因としては、
23区内には住めないけど近場の少し家賃が下がるであろう
都下へ住むという選択も増えてきているとのことでした。

  単身者向けアパートの上昇率TOP3

続いて、単身者向けアパートの上昇率TOP3です。

3位 → 福岡市 +2.3% 40,934円

2位 → 千葉県 +2.9% 50,713円

1位 → 大阪市 +3.2% 57,311円

アパート部門でも千葉県がランクインしています。
ちなみに、千葉県は単身者向け以外のカップル向け(30㎡~50㎡)、
ファミリー向け(50㎡~70㎡)も上がっており、TOP3に入っています。
大阪市はコロナが始まった2020年当初は募集家賃が下がりましたが、
そこから上昇し続けている地域になります。

 まとめ

以上、今回は単身者向け住宅へフォーカスして募集家賃動向を見てみました。
大家さんの立場では、
今後少子高齢化が進む日本で単身者向け住宅をしっかり空室なく埋めていけるのかどうか、
人の流れや家賃相場を把握することは重要だと思います。
しっかりの今所有している賃貸物件と向き合って、
マーケット調査をして募集家賃を決めていくことが必要かと思います。

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