特集! 大家兼不動産屋の廣田が語る!
~ 「今こそ家賃を値上げしよう!」~
発行: 大家さん専門 税理士ネットワーク Knees bee
2026.7.1
こんにちは。
大家さん専門税理士・司法書士の渡邊浩滋です。
大家さんの知恵袋メルマガ2026年第73号です。
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《お知らせ》
1.金沢で無料リアルセミナー
大家さん専門税理士が語る! 「継ぎたい」に変える賃貸経営改善術
日時:7月18日(土)10:00~11:30
費用:無料
会場:株式会社サンコーすまいる 2階特設会場
石川県金沢市小坂町西77-3
申し込みTEL:076-252-0322
担当:山田裕也(ヤマダユウヤ)
(主催:株式会社サンコーすまいる ピタットハウス金沢東店)
2.賃貸住宅フェア2026in東京で出展&セミナー登壇
「大家さん専門税理士が語る!「継ぎたい」に変える賃貸経営改善術」
日時:7月29日(水)15:40~16:20(ビジネスセミナーA)
場所:東京ビッグサイト 西1・2ホール
費用:無料
賃貸住宅フェアHP:
https://zenchin-fair.com/2026/tokyo/about_fair
※※
会期は7月29日(水)・30日(木)の2日間です。
ブース会場では、Knees bee税理士法人が出展しております。
渡邊及びスタッフがお待ちしております。
今日は、
特集! 大家兼不動産屋の廣田が語る!
~ 「今こそ家賃を値上げしよう!」~
をお送りいたします。
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「大家さんの知恵袋」は、 大家さんの賃貸経営をサポートするために、
大家さんが主体となって作った大家さんのための専門家集団になり ます。
賃貸経営に詳しい専門家がサポートし、 大家さん同士で情報共有し、
賃貸経営に活かしていただくことを目的にしています。
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こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。
前回のつづきです。
5.値上げの前に、大家さんがやるべきこと
費用をかけた最新設備の導入や
大規模なリノベーション工事が
入居者への訴求力を高め、
値上げの根拠になることは言うまでもありません。
しかしそれ以前に、大家さんとして
最低限やるべきことを済ませているかどうかを
確認することが先決です。
具体的には3つあります。破損箇所の修繕、
物件の清掃、そしてクレームや懸案事項の解決です。
「ドアの建て付けが悪い」、
「共用部の電球が切れている」、
「排水口の詰まりが放置されている」
こうした小さな不具合や入居者からのクレームを
抱えたまま値上げを申し出ても、
入居者の納得は得られません。
むしろ「管理もできていないのに値上げとは何事か」
と不信感を招き、退去のきっかけになりかねません。
値上げとは、
入居者に「この物件に住み続けたい」と
思ってもらえる状態を前提として成り立つものです。
やるべきことをきちんとやっている
大家さんであることが、交渉の土台となります。
6. 退去させずに値上げする、既存入居者交渉の進め方
新規の入居者については、
値上げした家賃で募集すれば済むため、
特に問題はありません。裏を返せば、
既存入居者への値上げこそが、
多くの大家さんにとって残された大きな
課題だということです。
①既存入居者への家賃値上げのタイミング
定期的に契約更新を行っている場合は、
その更新時が値上げの好機です。
一方、自動更新特約が付いている場合や
法定更新となっている場合は、
明確な更新のタイミングがないため、
大家さん自身で値上げを実施したい時期を
決める必要があります。
いずれのケースでも重要なのは、
実施したい時期から3〜6か月程度の
猶予をもって交渉を開始することです。
十分な交渉期間を確保することで、
入居者の理解を得やすくなり、
合意に至る可能性が高まります。
②値上げ交渉は「お願いする」姿勢で臨む
値上げ交渉は決して
「喧嘩を売る」ことではありません。
大切なのは、あくまでも「値上げをお願いする」
というスタンスで臨むことです。
一方的に値上げを通告するのではなく、
入居者と対話しながら合意を目指す姿勢が重要です。
「この金額に変更します」ではなく、
「このような事情があり、
ご負担をおかけしますが、
ご検討いただけないでしょうか」
という丁寧な進め方が、
入居者の理解を得る近道です。
③客観的データを示す
交渉の場で最も説得力を持つのは、
客観的なデータです。
「なんとなく値上げしたい」ではなく、
根拠を示すことで入居者も納得しやすくなります。
たとえば、総務省の消費者物価指数(民営家賃)が
プラスに転じていること、
周辺の募集家賃が上昇していること、
修繕費や管理費などの経営コストが上昇していることなど、
数字と事実を丁寧に伝えることが交渉を成功に導く鍵となります。
入居者との良好な関係を保ちながら
値上げを実現するためには、
誠実な対話と客観的な根拠のこの2つが欠かせません。
家賃値上げの交渉が決裂して
退去されれば、空室リスクが発生します。
だからこそ、無理のない範囲で、根拠をもって、
丁寧に進めることが大切です。
「値上げする」ことよりも
「合意を得る」ことを目標に
据えておきましょう。
おわりに
家賃を据え置くことは
「安全な選択」に見えますが、
実態は上昇するコストの中で収益が毎年削られていく
「静かな赤字」への道です。
値上げは大家さんの権利であり、
賃貸経営を持続させるための正当な行動です。
物価や賃金が上がる中、家賃の値上げも
「自然な流れ」として受け止められやすくなってきました。
家賃の値上げは攻めの行動である以前に、収益を守る「防衛策」です。
引け目を感じる必要はありません。
「たった1,000円」と侮らず、
まず一歩を踏み出してください。
その積み重ねが、
これからの賃貸経営を支える土台になります。
今こそが、行動のタイミングです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ご質問、ご不明点などありましたら、
お気軽にお問合せください。(了)
<プロフィール>
廣田 裕司
〇空室相談、賃貸経営全般
有限会社丸金商事 代表取締役
株式会社みまもルーム 専務
大学卒業後、メーカーに勤務、主に土木、建築資材営業 生産管理を経験。
2001年に妻の実家の賃貸事業をベースに、有限会社丸金商事を設立。
同社の取締役に就任し、(当時は兼業)賃貸経営の関わるようになる。
2008年に相続により同社代表取締役に就任。翌2009年の会社を退職し
専業となる。
現在までに3回 新築物件(6棟、27戸)を手がけ、12棟90戸所有。
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一般社団法人 大家さんの道しるべ
大家さん専門 税理士ネットワーク Knees bee
メールアドレス: info@ms-oya.or.jp
〒102-0073 千代田区九段北1-3-1VORT九段下5F
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