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Q青色申告承認申請書の記載方法はどのようになりますか。

開業届け提出とともに、青色申告承認申請書も提出したいのですが、この書類の中に「備付帳簿名(青色申告のため備付ける帳簿名を〇で囲んでください)」とあり、「現金出納帳・売掛帳・買掛帳・経費帳・固定資産台帳・預金出納帳・手形記入帳債権債務記入帳・総勘定元帳・仕訳帳・入金伝票・出金伝票・振替伝票・現金式簡易帳簿・その他」と記入欄がありますが、必要最低限でどれに○をすれば良いか悩んでいます。最低でも必須な帳簿がどれか、ご教授いただけないでしょうか。

A

事業的規模(おおむね5棟10室以上)であるかと複式簿記で帳簿をつけるかどうかで異なるかと思います。事業的規模未満で、簡易帳簿で帳簿を作成する方についは、「現金出納帳、経費帳、固定資産台帳、その他」があればよいです。その他というのは、収入帳になります。税務署発行の「帳簿の記帳のしかた」によると標準的な簡易帳簿の種類として
・現金出納帳
・収入帳
・経費帳
・固定資産台帳
を挙げています。http://goo.gl/hNZHuN
事業的規模以上で、複式簿記で帳簿を作成する方については、「固定資産台帳、総勘定元帳、仕訳帳」があればよいです。つまり、複式簿記に必要な帳簿になります。事業的規模以上かつ複式簿記で帳簿をつけると、65万円の控除があります。