大家さんが知っておくべき投資分析①
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの駒崎竜より、お届けいたします。
●確定申告後は、ご自身の賃貸経営の成績を出してみましょう。
確定申告や3月決算など、この時期は事業収支の結果を確認し投資分析などをする絶好のタイミングでもあります。
「今年は儲かった」・「今年もなんとかなった」など、収支結果が同等の大家さんを比較しても、感じ方は人それぞれだと思います。
そこで今回はみなさまが、ご自身の賃貸経営を銀行や投資家の視点で判断できるように、ひとつの判断基準と資金運用についてお伝えしたいと思います。
多少専門的な用語が出てきますが、大家さんにとって役立つものになっていますので、是非お付き合いください。
まず私の仕事を簡単にご紹介させていただきますが、ファイナンシャルプランナーはお金の専門家・マネープランの専門家・資産運用の専門家などと言われています。
一言に「お金の専門家」といっても、税金や法律、投資の知識が絡んできます。
税金のことは税理士が、法律のことは弁護士が専門家ですが、税金や法律のことが絡む保険や不動産などは、一人の専門家では解決することが難しく、複数の専門家の知識が必要になります。
しかし、ある程度の知識がないと、税理士に相談すべきか、弁護士に相談すべきか判断できません。
そこで各分野にまたがる知識を備えているファイナンシャルプランナーが必要とされているのです。
例えば、銀行・証券会社・保険会社に相談する金融商品、建設会社や不動産会社に相談する土地活用や不動産投資、弁護士や税理士に相談する相続対策など、全ての分野を横断的に相談できる専門家ですので、とても便利です。
次回から、具体的な投資分析について解説していきます。
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