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東京の中心で税務を叫ぶ
第25回 「そもそも物件売却時の手残りって何?」

こんにちは!
今回は物件を売却した時の手残りについてお話したいと思います。

ここでいう手残りとは、物件を売却したことによっていくら手元にお金が残ったのか
その金額のことです。

単純に物件の売却金額(収入)でいいでしょうか?

ちがいますよね!売却にともなって発生する支出もありますよね!
たとえば、借入金の残高(残債)の返済とか…
手残りですから収入から支出を差し引く必要があります。

売却した時の手残りは、下記で計算することになります。

「売却金額-①残債-②売却諸費用-③売却税金=手残り」

売却時の支出は①②③です。

 

①残債
物件の残債がある場合には、受け取った売却金額から返済しなければなりませんね。
固定金利で借りている場合は、違約金の支払いも発生する可能性があります。

②売却諸経費
売却時の仲介手数料、売買契約書の印紙代、測量代など売却にかかった経費ですね。

③売却税金
譲渡益が出た時の譲渡税(所得税・住民税)です。
短期譲渡か長期譲渡かで税率が異なります。

・短期譲渡⇒譲渡する年の1月1日時点で5年以下の所有(税率39.63%)
・長期譲渡⇒譲渡する年の1月1日時点で5年超の所有(税率20.315%)

1月1日時点で判定しますので、取得してからお正月を6回迎えていれば長期譲渡となるでしょう。

まとめ

① 短期譲渡は長期譲渡の倍くらい税率が高い。

② ただ、税率で判断するのではなく、手残りが多いかどうかで判断しましょう。

ABOUT ME
大野晃男
大野晃男
1979年12月生まれ。 資格専門学校の簿記講師を経て税理士法人に勤務。 その後、自動車部品製造会社の経理として働く。 実家がサラリーマン大家さんだったことから、 渡邊浩滋総合事務所に興味を持ち、入所。
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