マレーシアに台風が来ないって本当?
~実は知られていないマレーシア不動産投資の魅力~
日本は毎年、台風による被害を受ける国です。
台風による建物の損壊や雨漏りがあると、
不動産投資においては大きな打撃になってしまいます。
台風被害をカバーする火災保険も年々上昇傾向にあり、
賃貸経営を圧迫する原因となっています。
では、マレーシアでは台風の心配はないのでしょうか?
1.マレーシアの台風の状況
マレーシアは台風の影響をほとんど受けません。
これは、マレーシアが赤道に近い位置にあり、
台風の進路から外れているためです。
もう少しわかりやすく説明すると、
地理的な位置が大きく関係しています。
台風は通常、北西太平洋で発生し、
北半球の貿易風によって西に向かいます。
マレーシアは赤道に近く、
南シナ海の南端に位置しているため、
台風が到達する前に勢力が弱まるか、進路が変わってしまいます。
また、マレーシアは周囲をインドネシアやフィリピンなどの島々に囲まれており、
これらが台風の進路を遮る役割を果たしています。
これにより、マレーシアは台風の直撃を受けることがほとんどないのです。
2.マレーシアの水害状況
マレーシアは台風の影響を受けないものの、
熱帯性気候であるため、年間を通じて雨が多く、
特にモンスーンの時期には短期間で大量の雨が降ります。
これにより、洪水が頻繁に発生し、
多くの人々が影響を受けています。
例えば、2021年には大規模な洪水が発生し、
125,000人以上が避難を余儀なくされました。
現在、東京都が協力し、クアラルンプールの洪水対策や上下水道の整備などで、
都市インフラ技術の共有を進めています。
3.まとめ
台風が来なくても、洪水や雨漏りは発生する可能性があります。
この点は日本と同じなので、
しっかりと火災保険でカバーするべきです。
地震や台風が少ないマレーシアは、
日本と比べても魅力ではないかと考えます。
リスク分散という意味でも、マレーシアに不動産を持つことは有効と思います。
《セミナーのお知らせ》
1.売却のタイミングのオンライン無料セミナー
『大家さん専門税理士が語る!
売り時を逃すな!所有物件を高く売る3つのコツ』
第二部で渡邊が講演します。
日時:9月1日(日)10:00~12:00
費用:無料(ビズアナオーナー会員の登録(無料)が必要です。)
申し込み: https://www.o.biz-ana.com/seminar/seminar20240901/
(主催:株式会社CBIT)
2.北関東ぐんま大家の会でリアルセミナー
『大家さん専門税理士が語る!キャッシュが激増する無敵の賃貸経営』
日時:9月7日(土)15:00~17:30(終了後、懇親会あり)
場所:ROSSA(ロッサ)群馬県高崎市連雀町7-2 エンザビル2F
費用:5,000円(懇親会別途5,000円)
申し込み:https://ex-pa.jp/item/55112
《書籍出版のお知らせ》
10月に不動産賃貸業に特化したインボイスの本が出版されました。
『不動産賃貸業のインボイス対応Q&A50』
『不動産オーナーに代わって管理会社がインボイスの発行はできる?
その方法は?』など
賃貸業ならではのマニアックな質問を50個用意しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CKXFP26Y